抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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背景:椎傍骨化(paravertebralossification、PO)は頚椎人工椎間板置換術(cervicalartificialdiscreplacement、CADR)後のよく見られる合併症である。現在、頚椎の異なる変性程度がCADR術後のPOに与える影響についてはまだ不明である。目的:頚椎の異なる変性程度とBryan人工椎間板置換術後のPO及び手術セグメントの活動度の関係を検討する。方法;【方法】2003年12月から2007年12月まで,1段階のBryan人工椎間板置換術を受けた患者71名(男性44名および女性27名)を,遡及的に分析した。年齢2669歳、平均(45.9±8.1)歳;C3/4セグメント2例,C4/5セグメント15例,C5/6セグメント45例,C6/7セグメント9例であった。術前のCTとMRIの結果によって、患者を単純頚椎椎間板ヘルニア群28例、退行性頚椎管狭窄症群43例に分けた。術前、術後3カ月及び最終回の追跡調査時に、頚椎を撮影し、手術セグメントの活動度を測定し、最後の追跡調査時に頚椎CTを撮影し、McAfee分類法を用いてPO分類を評価した。2群の患者の基本資料、手術セグメントの活動度及びPO等級の相違を比較し、連続変数独立サンプルt検定を用いて統計学的分析を行い、分級変数Mann-Whitney検定で統計分析を行い、P<0.05は有意な差があった。結果:頚椎人工椎間板置換術後の遠期POの発生率は93.0%(66/71)で、中高級POの発生率は35.2%(25/71)であった。単純頚椎椎間板ヘルニア群の89.3%の患者は最終追跡調査時にPO(25/28)が現れ、そのうち高級POの発生率は10.7%(3/28)であった。変性頚椎管狭窄症群の95.4%の患者は最終追跡調査時にPO(41/43)が現れ、そのうち高級POの発生率は51.2%(22/43)であった。単純頚椎椎間板ヘルニア群の術前の手術セグメントの活動度は9.5°±4.7°であり、術後3カ月は11.1°±3.6°,最後の追跡調査は10.5°±4.6°であった。退行性頚椎管狭窄症群の術前手術セグメントの活動度は9.8°±4.5°で、術後3カ月は8.6°±4.9°で、最後の追跡調査は7.3°±5.5°であった。両群の患者の術後の手術セグメントの活動度とPOの等級に有意差が認められた(P<0.05)。結論:異なるタイプの頚椎変性疾患は人工椎間板置換術後のPOの形成と手術セグメントの活動度に影響する。退行性頚椎管狭窄症患者のCADR術後のPOの等級は更に高く、しかも手術のセグメントの活動度は単純な頸椎椎間板ヘルニア患者より低い。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】