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J-GLOBAL ID：201802233070742780   整理番号：18A0914130

焼却灰固化材料を上載荷重とした港湾浚渫土の沈下特性に関する実験的検討

著者 (4件)： 中村公一 (鳥取大 大学院工学研究科) ,  岩城徹也 (鳥取大 工) ,  松本明 (大協組) ,  猪原隆志 (大協組)
資料名： 地盤と建設  (地盤工学会中国支部論文報告集)
巻： 35  号： 1  ページ： 239-243  発行年： 2017年12月28日 
JST資料番号： X0762A  ISSN： 0289-9418  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では多孔質かつ軽量という特徴を持つ焼却灰固化材料を,表層処理工法での利用について検討している。表層処理工法の1つである被覆工法に本研究で用いる焼却灰固化材料を用いた場合,本材料は軽量であるため投入前にシートなどを敷設する必要がなくなることから,工期の短縮などの利点があるものと考えている。本論文では,超軟弱なスラリー状の港湾浚渫土に対し敷設したときの沈下特性について実験的検討を行った。その結果,上載荷重が小さいため浚渫土上の雨水の排水に留意すること,圧密沈下として浚渫土の沈下量を算定する場合用いる圧密係数は,正規圧密領域の値とほぼ同じかそれより小さい値となった。(著者抄録)

シソーラス用語： 灰 ,  焼却 ,  *土木材料 ,  *地盤改良 ,  軟弱地盤 ,  *浚渫土 ,  港湾 ,  被覆材 ,  圧密沈下 ,  変位 ,  地盤沈下 ,  係数 ,  正規圧密 ,  資源再生 ,  縮小 ,  工期 ,  模型試験
準シソーラス用語： 圧密係数 ,  *固化材 ,  工期短縮 ,  焼却灰 ,  超軟弱地盤 ,  沈下量 ,  土槽試験

分類 (2件)： しゅんせつ,埋立  (RA07080Y) ,  地盤改良,土質安定処理  (RA07060C)

引用文献 (6件)：

• 日本フライアッシュ協会:フライアッシュ・クリンカアッシュの用途,http://www.japan-flyash.com/fcuse.html,閲覧日2017.6.
• 地盤工学会:岩石の密度試験,地盤材料試験の方法と解説,pp.186-194,2009.
• 地盤工学会:地盤改良の調査・設計と施工,pp.52-56, 2013.
• 咸太圭,中田幸男,兵動正幸,村田秀一,吉本憲正: 土の締固め特性と粒子破砕に関する実験的考察,山口大学工学部研究報告,pp.23-31,2002.
• 諏訪靖二,大竹勉:講座実務のための圧密沈下予測とその対策技術(3)実測沈下に基づく沈下予測手法, 地盤工学会誌「土と基礎」,pp.88-89,2006.

タイトルに関連する用語 (7件)： 焼却灰 ,  固化材 ,  上載荷重 ,  港湾 ,  浚渫土 ,  沈下 ,  実験