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J-GLOBAL ID：201802233289158196   整理番号：18A1635862

ナノアンカー構造を有するB₄Cセラミックコンポジットの摺動部材への適用に関する研究(ナノアンカー形成に伴う界面自由エネルギーと化学エネルギーの変化)

Basic Study for Application of B₄C Ceramic Composite with Nano-Anchor Structure to Sliding Parts (Changes in Interfacial Free Energy and Chemical Energy Associated with Nano-Anchor Formation)

著者 (2件)： 北英紀 (名古屋大 大学院工学研究科) ,  山下誠司 (名古屋大 大学院工学研究科)
資料名： 日本板硝子材料工学助成会成果報告書(CD-ROM)  (Nippon Sheet Glass Foundation for Materials Science and Engineering Report (CD-ROM))
巻： 36  ページ： 31-40  発行年： 2018年 
JST資料番号： X0948B  ISSN： 1883-3128  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： B₄C表面に存在する微細亀裂に溶融Alを侵入させて得られるナノアンカー構造の形成メカニズムを明らかにするため自由エネルギー変化の計算と化学反応に関する検討を行った。その結果,AlとB₄C境界面の生成とAlとB₄Cの反応に伴い,系全体でのエネルギー低下が生じることが示され,エネルギー論の観点からナノアンカー形成の妥当性が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *炭化ホウ素 ,  ナノ複合材料 ,  *アルミニウム ,  トライボロジー ,  効果 ,  間隙 ,  表面亀裂 ,  微小亀裂 ,  溶融金属 ,  *界面張力 ,  自由エネルギー ,  浸透 ,  数値計算 ,  部品 ,  固液界面 ,  不均一系反応 ,  アンカー効果 ,  摺動部品

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  固-液界面  (CB12050B)

引用文献 (7件)：

• セラミックスアーカイブス,セラミックス,42,pp. 610-612(2007)
• Kiyoto SEKINE, Takeshi KUMAZAWA, Wu-Bian TIAN, Hideki HYUGA, and Hideki KITA, Low-temperature joining of boron carbide ceramics, Journal of the Ceramic Society of Japan, 120, pp.207-210(2012)
• Kiyoto SEKINE, Takeshi KUMAZAWA, Wu-Bian TIAN, Hideki HYUGA, and Hideki KITA, Influence of joining time and temperature on the flexural strength of joined boron carbide ceramics, Journal of the Ceramic Society of Japan, 120, 10 pp.303-399 (2012)
• 北 英紀, 日向秀樹, 関根圭人, 熊澤 猛,炭化ホウ素含有セラミックス接合体及び該接合体の製造方法(特願 2010-193784)
• 平成26年度日本板硝子材料工学助成会報告書

タイトルに関連する用語 (7件)： アンカー ,  セラミック ,  コンポジット ,  摺動部材 ,  研究 ,  界面自由エネルギー ,  化学エネルギー