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J-GLOBAL ID:201802233845547828   整理番号:18A1141226

Src活性阻害によるヒト前立腺癌におけるCYT997の抗癌活性の増強【JST・京大機械翻訳】

Augmentation of the anticancer activity of CYT997 in human prostate cancer by inhibiting Src activity
著者 (8件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 118  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7517A  ISSN: 1756-8722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】チューブリン重合および微小管集合の異常は,癌においてしばしば見られる。それは,それらを急速に分割し,攻撃的な癌細胞に対する治療的アプローチの開発のために非常に好適な標的を作る。CYT997は前立腺癌を含む複数の癌型において抗癌活性を有する新規微小管破壊剤である。しかしながら,前立腺癌におけるCYT997の作用の分子機構は良く特性化されていない。【方法】Srcノックダウン細胞を,レンチウイルス媒介干渉によって達成した。細胞増殖に及ぼす薬物効果をMTSによって測定した。細胞生存率と死亡に及ぼす薬物効果を,細胞増殖細胞生存キットとZombie Aqua染色によるフローサイトメトリーによって測定した。アポトーシスに及ぼす薬物効果を,細胞死検出ELISAキットと切断PARP抗体によるウェスタンブロット法によって評価した。細胞浸潤に及ぼす薬物効果を,Matrigel被覆ボイデンチャンバーによって調べた。酸化ストレスはDCFH-DA染色と電気化学バイオセンサにより検出した。皮下または心臓内注射により生成したマウスモデルを用い,腫瘍増殖および転移におけるin vivo薬物効果を検討した。【結果】CYT997は,多重発癌性シグナル伝達カスケードを遮断することにより,前立腺癌細胞の増殖,生存,および浸潤を効果的に阻害したが,Src経路は阻害しなかった。小ヘアピンRNAによるSrc発現の阻害またはダサチニブによるSrcの不活性化は,in vitroでCYT997誘導細胞毒性を増加させた。さらに,ダサチニブとCYT997の併用は,薬物単独のどちらかと比較して,腫瘍成長と転移に対して優れた抑制効果を示した。結論:著者らの所見は,Srcの遮断が前立腺癌に対するCYT997の抗癌効果を増強することを示し,ダサチニブとCYT997の共治療が前立腺癌を制限するための効果的な治療法を表す可能性があることを示唆する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞生理一般 
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