抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,試験材料として「トウガラシ」2号を用い,有機複合基質の栽培下での葉面散布GA3による野菜のトウガラシの生長発育,果実の収量,品質および内因性ホルモンに対する影響を研究した。結果は以下を示した。200mg・L(-1)と250mg・L(-1)GA_3の散布は,トウガラシの成長期における植物高さと乾物量蓄積を有意に増加させたが,しかし,果実長さ,直径,果皮厚さ,果実重と収量を増加させたが,それらの間には有意差はなかった。200mg・L(-1)のGA_3を散布した植物の高さ,乾物蓄積量,単果(新鮮重)および単株の平均収量は,対照と比較して,それぞれ11.8%,22.5%,16.1%および7.6%増加した。200mg・L(-1)と250mg・L(-1)のGA_3の散布は,トウガラシ果実のビタミンC,可溶性蛋白質,還元糖,および可溶性糖の含有量を著しく増加させ,トウガラシ果実の品質を改善した。200mg・L(-1)GA_3で処理したトウガラシ果実におけるVc,可溶性蛋白質,および可溶性糖の含有量は,それぞれ,19.7%と22.6%,18.4%,14.8%,15.0%,および14.9%増加した。さらに,200mg・L(-1)と250mg・L(-1)GA_3の散布により,トウガラシ果実におけるアブシジン酸(ABA)とインドール酢酸(IAA)の平均含有量は増加したが,ゼアチン(ZR)の平均含有量には有意な影響はなかった。経済効果から考えると、葉面に200 mg・L~(-1)GA3を散布することは、施設野菜のトウガラシ栽培における多収型良質の実用的な技術である。図4,表5,参考文献35。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】