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J-GLOBAL ID:201802234077048142   整理番号:18A0416499

イネ(Oryza sativa)における新規の非致死性,低フィチン酸変異体のセレクションおよびそれらの農業形質/ミネラル組成の検討

Selection of Novel Non-lethal, Low Phytic Acid Mutants and Evaluation of their Agronomic Traits/Mineral Compositions in Rice (Oryza sativa)
著者 (5件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 39-47(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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穀物の穀粒において,65%~85%のリンは,穀物種によらず,フィチン酸として貯蔵されている。ヒトを含む非反芻動物は,フィチン酸を分解できないので,穀粒のリンのほとんどを利用できない。また,フィチン酸をキレートする能力があると,フィチン酸として貯蔵されている栄養的に重要なミネラルのいくつかは,これらの動物において同化されない。日本の3つの主要品種における,イネ穀粒の栄養的価値を改良する目的で,著者らは,元の品種のそれと比較して,フィチン酸含有量が42.1%~94.1%の範囲の,6つの非致死性低フィチン酸変異体を得た。6つの変異体の農業形質のほとんどは,元の品種のそれらと同程度であったが,フィチン酸濃度が6つの変異体で最低であった2つの変異体においては発芽能力が僅かに弱かった。著者らの変異体の穀粒において,鉄含有量はフィチン酸含有量とポジティブに相関しており,カルシウム含有量はフィチン酸含有量とネガティブに相関していた。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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著者キーワード (3件):
分類 (3件):
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作物の品種改良  ,  稲作  ,  食品の化学・栄養価 
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