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J-GLOBAL ID：201802234249315830   整理番号：18A1237889

長距離貨物輸送の物流労働生産性指標の提案と生産性向上に向けた考察

Labor Productivity Index of Long-distance Intermodal Freight Transportation

著者 (3件)： 加藤博敏 (運輸総合研) ,  相浦宣徳 (北海商大) ,  根本敏則 (一橋大)
資料名： 日本物流学会誌  (Journal of Japan Logistics Society)
号： 25  ページ： 79-86  発行年： 2017年06月27日 
JST資料番号： L6720A  ISSN： 1349-3345  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大型車ドライバーを始めとして顕在化する労働力不足や高齢化などの労働力問題に対して,人手確保や生産性向上などの検討・対策が各方面で始まっている。しかし,長距離輸送は,複数の輸送機関の組合せで行われる場合が多いにもかかわらず,横断的な実態把握の方法は未確立な状態にあり,輸送機関横断的な労働資源配分のあり方などの検討には至っていない。本稿では,長距離輸送の発着地間を対象として,複合一貫輸送も含めた貨物輸送の労働生産性を計測できる物流労働生産性指標LPIを提案する。また,指標の特徴を事例分析するとともに,明らかにした長距離輸送の生産性向上のための着目点から,今後の施策展開について考察を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *貨物輸送 ,  *距離 ,  *労働生産性 ,  物的流通 ,  指標 ,  *生産性向上 ,  協同一貫輸送 ,  分析 ,  事例分析 ,  *長距離
準シソーラス用語： 複合一貫輸送 ,  物流

分類 (2件)： 物的流通  (KA08000O) ,  生産工学一般  (KB01000U)

引用文献 (6件)：

• Tae Hoon Oum, W.G.Waters II and Chunyan Yu, A Survey of Productivity and Efficiency Measurement in Rail Transport,Journal of Transport Economics and Policy, Vol33, Part 1, pp.9-42, 1999
• 尹仙美、片山直登、百合本茂: トラック輸送から鉄道・フェリー輸送へのモーダルシフトモデル、 日本物流学会誌、 No13、 pp.35-42、 2005
• 松尾俊彦、永岩健一郎、篠原正人: 中長距離フェリーの利用モデルと航路に関する研究、 日本物流学会誌、 No15、 pp.33-40、 2007
• 厚生労働省、国土交通省: トラック輸送状況の実態調査結果概要、 第3回トラック輸送における取引環境・労働時間改善中央協議会資料1、 2016
• 農林水産省: 平成25年産野菜生産出荷統計

タイトルに関連する用語 (7件)： 長距離 ,  貨物輸送 ,  物流 ,  労働 ,  指標 ,  提案 ,  生産性向上