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J-GLOBAL ID：201802234405289788   整理番号：18A0005146

物理的接触を根拠としたIoTデバイスのためのアクセス制御手法

Access Control Method based on Physical Contact for IoT Devices

著者 (2件)： 遠藤徹 (東北学院大 教養) ,  武田敦志 (東北学院大 教養)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： MBL-85  ページ： Vol.2017-MBL-85,No.24,1-7 (WEB ONLY)  発行年： 2017年11月08日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 通信機能付きセンサデバイスなどのIoT(Internet of Things)デバイスが様々な場所で利用されている。通常,スマートフォンなどの操作端末からインターネットなどの通信環境を経由してIoTデバイスの制御を行うため,従来のIoTデバイスではパスワードの設定や操作端末の登録などのセキュリティに関する設定が必要となる。本稿では,セキュリティに関する設定を不要とするIoTデバイスを実現するため,操作端末とIoTデバイスの物理的接触に基づいて操作端末からのアクセスの可否を判断するIoTデバイスのためのアクセス制御手法を提案する。提案手法では,QRコードや電子タグなどの物理的に近くにいる利用者のみが確認できるデータをアクセス権限の根拠とすることにより,IoTデバイスに接触可能な利用者の操作端末からのアクセスのみを許可するアクセス制御を実現する。本稿では,提案手法の詳細を説明し,その安全性について考察する。また,物理的接触を確認する方法としてQRコードを用い,通信ネットワークとして無線LANを用いたプロトタイプ実装について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *アクセス制御 ,  相互接続 ,  *インターネット ,  無線LAN ,  スマートフォン ,  *バーコード ,  RFID ,  *認証 ,  *無線伝送 ,  プロトタイプ ,  安全性 ,  セキュリティ ,  公開鍵暗号 ,  秘密鍵暗号
準シソーラス用語： IoT ,  QRコード ,  電子タグ

分類 (3件)： データ保護  (JD01020V) ,  計算機網  (JC03000K) ,  無線通信一般  (ND08010L)

引用文献 (8件)：

• 濵野雅史, 新井イスマイル. 加速度センサ・ジャイロセンサを併用したスマートフォンの利用認証手法の提案. 研究報告ユビキタスコンピューティングシステム. 2014, vol. 2014-UBI-41, no. 17, p. 1-8.
• 泉将之, 佐村俊治, 西村治彦. フリック入力による日本語非定型文のキーストローク認証. 2013年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集. 2013, vol. 2013.
• 渡邊裕司. Android 端末上のタッチ操作に基づく個人認証に対する操作特徴の比較. コンピュータセキュリティシンポジウム 2014 論文集. 2014, vol. 2014, no. 2, p. 1015-1022.
• 見上一憲, 林原尚浩. タッチパネルと加速度センサを用いた携帯端末向けジェスチャ認証とその入力方式の提案. 研究報告コンピュータセキュリティ. 2012, vol. 2012-CSEC-56, no. 8, p. 1-7.
• 森井理智, 谷岡広樹, 大平健司, 佐野雅彦, 松浦健二, 関陽介, 上田哲史. パスワードレス認証方式を用いた認証連携に関する研究. 研究報告インターネットと運用技術. 2017, vol. 2017-IOT-37, no. 8, p. 1-6.

タイトルに関連する用語 (5件)： 物理 ,  根拠 ,  IoTデバイス ,  アクセス ,  制御手法