抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者は,レーザフォーミング技術の開発の一環として,異種材料の嵌合にレーザ加熱を適用する試みを実施した。これは,オーステナイト系ステンレス鋼鋼管と炭素鋼棒との嵌合形成において,加熱によるオーステナイト系ステンレス鋼鋼管の収縮を利用するものである。SUS304鋼管にS45C炭素鋼棒を50mm挿入し,炭素鋼棒挿入区間へのCO
2レーザによる加熱を行なった。この際,鋼管表面にレーザ吸収効率を上げるためにカーボンブラックの塗布を行なった。また,全体を回転させた。レーザ加熱回数を1~3と変化させた。処理したサンプルについて,金属組織観察,塑性変形量の計測,残留応力の計測および嵌合強さ評価を行なった。この実験から,2回のレーザ加熱で嵌合強度はステンレス鋼と同等になることを見出した。