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J-GLOBAL ID:201802234715533373   整理番号:18A0237837

ラットにおける疼痛の情動,感覚ではなく,成分に及ぼす腹側分界条床核に注入したモルフィンの抑制効果【Powered by NICT】

Suppressive effects of morphine injected into the ventral bed nucleus of the stria terminalis on the affective, but not sensory, component of pain in rats
著者 (10件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 40-47  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2570A  ISSN: 0953-816X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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とう痛は感覚と情動の両方の要素を用いた複雑な経験である。臨床および前臨床研究は,疼痛の感情的成分は感覚成分を減らすために必要であるより低いモルフィンの用量減少させることができることを示した。疼痛の感覚成分に対するモルフィンの作用の基礎となる神経機構は広く研究されてきたが,感情的成分に影響する因子は解明されていない。分界条(BNST)のベッド核は様々な負の感情状態の調節に関与している,嫌悪,不安および恐怖を含んでいた。このように,この研究は,疼痛の情動的および官能的構成要素に対するモルフィンの作用におけるBNST(vBNST)の腹側部の役割を明らかにすることを目的とした。最初に,足底内ホルマリン誘導性条件付け場所嫌悪(CPA)と侵害受容行動に及ぼすモルフィンの内vBNST注射の影響を調べた。モルフィンの内vBNST注入は侵害受容行動,内vBNSTモルヒネは,痛みの情動,感覚ではなく,成分を変化させることを示唆して影響することなくCPAを減少させた。次に,II型vBNSTニューロンにおけるニューロン興奮性に及ぼすモルフィンの影響を調べるために,脳切片で行った全細胞パッチクランプ記録。モルフィンの培養液への添加は,II型vBNSTニューロンを過分極した。疼痛誘導性嫌悪に及ぼす内vBNSTモルフィンの抑制効果はII型vBNSTニューロンにおけるニューロン興奮性に及ぼすその阻害効果に起因する可能性がある。これらの結果は,vBNSTは疼痛の感情的成分に対するモルフィンの抑制効果に関与する重要な脳領域であることを示唆する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  中枢神経系 
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