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J-GLOBAL ID：201802234815238342   整理番号：18A0573044

高分散性および生物学的に利用可能なクルクミンではなく天然クルクミンは,マウスにおける褐色様脂肪細胞形成を誘導する【Powered by NICT】

Highly Dispersible and Bioavailable Curcumin but not Native Curcumin Induces Brown-Like Adipocyte Formation in Mice

著者 (10件)： Nishikawa Sho (College of Bioscience and Biotechnology, Chubu University, Kasugai, Japan) ,  Kamiya Misa (College of Bioscience and Biotechnology, Chubu University, Kasugai, Japan) ,  Aoyama Hiroki (College of Bioscience and Biotechnology, Chubu University, Kasugai, Japan) ,  Nomura Mami (College of Bioscience and Biotechnology, Chubu University, Kasugai, Japan) ,  Hyodo Takuma (College of Bioscience and Biotechnology, Chubu University, Kasugai, Japan) ,  Ozeki Aoi (College of Bioscience and Biotechnology, Chubu University, Kasugai, Japan) ,  Lee Hyunjin (Theravalues Corporation, Chiyoda-ku, Japan) ,  Takahashi Tsukasa (Theravalues Corporation, Chiyoda-ku, Japan) ,  Imaizumi Atsushi (Theravalues Corporation, Chiyoda-ku, Japan) ,  Tsuda Takanori (College of Bioscience and Biotechnology, Chubu University, Kasugai, Japan)
資料名： Molecular Nutrition & Food Research  (Molecular Nutrition & Food Research)
巻： 62  号： 5  ページ： ROMBUNNO.201700731  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0535A  ISSN： 1613-4125  CODEN： MNFRCV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 白色脂肪組織(WAT)において褐色脂肪様細胞の誘導は脱共役蛋白質1と関連した熱として過剰エネルギーを放出するこれらの細胞の能力を介して肥満と代謝性疾患の治療のための潜在的な治療標的である。いくつかの実験的試験は,クルクミン(ウコンからの黄色色素)は体脂肪の蓄積に及ぼす抑制効果を有することを示唆した。しかし,クルクミンは褐色脂肪様細胞の形成を誘導することを示す証拠はほとんどないと関与する分子機構は不明のままである。添加では,多くの実験試験において,高用量クルクミンのが投与される。【方法】と結果:高分散と生物学的に利用可能なクルクミン(HC,すなわち,4.5mg天然クルクミンkg~( 1))ではなく天然クルクミンの同じ用量はマウスの鼠径部白色脂肪組織において褐色脂肪様細胞の形成を誘導する。さらに,鼠径部白色脂肪組織におけるHCにより誘導される褐色脂肪様細胞の形成は,蓄積された代替活性化マクロファージからの局所ノルエピネフリンの産生により媒介されるかもしれない。【結論】これら新しい所見は,クルクミンはユニークな分子機構を介して褐色脂肪様細胞の形成を誘導することによりエネルギー消費を増加させることを示唆した。重要なことに,それらは,HCは,クルクミンの低用量でin vivoで顕著な生物活性効果を持つことを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 代謝性疾患 ,  *褐色脂肪組織 ,  ウコン ,  生物活性 ,  マクロファージ ,  鼠径 ,  エネルギー消費 ,  色素 ,  ジエン ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  エノン ,  ジケトン
準シソーラス用語： 分子機構 ,  体脂肪 ,  治療標的 ,  UCP1 ,  白色脂肪組織 ,  *褐色 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 代替活性化マクロファージ ,  褐色脂肪様細胞 ,  クルクミン ,  ノルエピネフリン ,  脱共役蛋白質1

分類 (5件)： 脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R) ,  食品添加剤  (FJ10020H) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  腫ようの薬物療法  (GE03032C)

物質索引 (1件)： クルクミン

タイトルに関連する用語 (6件)： 生物学 ,  クルクミン ,  マウス ,  褐色 ,  脂肪細胞 ,  誘導