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J-GLOBAL ID：201802234888737694   整理番号：18A0793218

進化的に保存された相互作用経路によるロドプシンのシグナル伝達特性のクロロフィル誘導体調節【JST・京大機械翻訳】

Chlorophyll-Derivative Modulation of Rhodopsin Signaling Properties through Evolutionarily Conserved Interaction Pathways

著者 (3件)： Woods Kristina N. (Lehrstuhl fuer BioMolekulare Optik, Ludwig-Maximilians-Universitaet) ,  Pfeffer Juergen (Bavarian School of Public Policy, Technical University of Munich) ,  Klein-Seetharaman Judith (Warwick Medical School, University of Warwick)
資料名： Frontiers in Molecular Biosciences (Web)  (Frontiers in Molecular Biosciences (Web))
巻： 4  ページ： 85  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7081A  ISSN： 2296-889X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 網膜は,視覚色素と光駆動イオンポンプの活性化の原因となる光吸収性発色団である。特異的アミノ酸による網膜の分子間相互作用の進化的変化は,スペクトル同調と呼ばれるスペクトル特性の適応を可能にする。しかしながら,ドラゴン魚の特定種はスペクトル同調の適応進化過程をバイパスし,クロロフィル誘導体によるロドプシンの光増感を単一進化イベントと置換することが提案されている。ここでは,ロドプシンにおける網膜-受容体相互作用をプローブする実験的測定と計算モデリングの組み合わせを用いて,受容体の細胞内ドメイン(ICD)におけるクロロフィル誘導体,塩素-e6(Ce6)の結合が受容体の離れた部分を結合する長距離相関ゆらぎを保存することを示した。これらの長距離相関運動は,吸光度ピーク最大値(λ_max)のシフトと関連する網膜リガンド結合ポケットにおける特異的アミノ酸の動力学と分子間相互作用の調節と関連しており,従って視覚系のスペクトル感度に関連している。さらに,Ce6の結合は受容体の全体的な全体的性質に影響する。特に,Ce6誘導動力学は受容体活性部位近傍の水素結合相互作用を調節することによりロドプシンの熱安定性を変化させ,受容体の固有立体配座平衡にも影響することを見出した。このクラスにおける異なる受容体間のICD残基の保存と全てのGPCR-A受容体が活性化の共通機構を共有することから,Ce6結合を持つロドプシンで励起されたアロステリック会合は全てのクラスA GPCRで共通の特徴であることが示唆された。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 網膜 ,  受容体 ,  発色団 ,  *ロドプシン ,  分子間相互作用 ,  熱安定性 ,  プローブ ,  水素結合 ,  分光感度 ,  活性部位 ,  ゆらぎ
準シソーラス用語： G蛋白質共役型受容体 ,  リガンド結合 ,  長距離相関 ,  *クロロフィル類 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： テラヘルツ分光法 ,  蛋白質アロステリック ,  小分子アロステリック作動薬 ,  塩素化合物 ,  蛋白質動力学

分類 (1件)： 視覚  (EJ13020B)

タイトルに関連する用語 (9件)： 進化 ,  保存 ,  相互作用 ,  経路 ,  ロドプシン ,  シグナル ,  伝達特性 ,  クロロフィル誘導体 ,  調節