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J-GLOBAL ID:201802236261876718   整理番号:18A1913698

面の幾何学に内在する操作性からみた建築設計行為との親和性 ジェームズ・J・ギブソンの生態学的アプローチにもとづく建築設計行為の考察

SURFACE GEOMETRY AND ARCHITECTURAL DESIGN ACTIVITIES For the ecological understanding of architectural design activities
著者 (1件):
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巻: 83  号: 751  ページ: 1687-1694(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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知覚と行動に対するJames J.Gibsonの生態学的アプローチは心理学だけでなく設計の研究にも大きな影響を持っている。建築設計に関する研究において,Gibsonのアプローチは,環境挙動の研究のような日常生活における利用者の活動の研究に適用されてきた。対照的に,Gibsonは,ユーザの活動だけでなく,計画や創造的画像化のような設計者の創造的活動も理解することが可能であると主張しているが,建築家の設計活動は彼のアプローチから考慮されていない。もし,彼が議論したように,日常生活におけるユーザの活動と建築家の設計活動が基本的に共通な基礎を持つとすれば,彼の議論は建築環境の生態学的理解に向けて長い道を開くであろう。上記に基づいて,本論文では,公表されている材料と公表されていない材料の両方における,人間-環境関係に関する議論の詳細な検討を通して,Gibsonのアプローチを用いて建築設計活動を調べることを試みた。また,建築設計研究と知識の観点からこの議論の妥当性を確認した。最初に,本論文ではGibsonの公開されていない記録を検討し,計画や創造的な画像化のような創造的な活動を理解するために,彼のアプローチを用いる可能性について議論する。第二に,これらの可能性を確認するために,本論文では,人間と環境との関係に関する彼の独自の議論,特に「散乱環境」,「エンクロージャ」,「テクスチャ」,「表面」を含む環境の様々な概念に焦点を当てて検討した。第三に,これらの調査を検証するために,本論文では,内田などによる建築設計の古典的研究のひとつである「建築要素」の研究を検討することにより,建築研究とGibsonの議論の間の親和性について議論する。第二および第三段階として,本論はGibsonのアプローチに基づいて設計活動を理解する可能性について再検討する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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建築設計,建築家,建築史 
引用文献 (27件):
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