抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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都市域では雨水は下水道を通じて速やかに河川へ放流するという雨水管理システムが構築された。このシステムは,これまで生活の一部として利用していた雨水を物理的にも心理的にも遠く距離を置くことになった。そのため我々研究グループは200Lの雨水タンクを研究対象流域内に100基程度設置し,その効果を検証を行ってきたが,200Lの容量が治水効果を期待するには小さいことや貯まった雨水を使用せず満水状態が続いて位いるといった欠点が明らかとなった。そこで新たに穴あき雨水貯留タンクを開発し,その治水効果の検証を行った。その結果,貯留効果によりピーク流量の低減,ピーク時間の遅延,タンクの省容量化といった効果が得られることが明らかとなった。(著者抄録)