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J-GLOBAL ID：201802236816059916   整理番号：18A0780364

部分内層型制振材を有する片持ち梁の振動減衰解析

Vibration Damping Analysis of Cantilevered Beam with Partially Inner Layered Damping Material

著者 (1件)： 関根孝次 (釧路工業高等専門学校創造工学科スマートメカニクスコース機械工学分野)
資料名： 設計工学(Web)  (Journal of Japan Society for Design Engineering (Web))
巻： 53  号： 1  ページ： 85-96(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0886A  ISSN： 2188-9023  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,部分内層型制振材を有する片持ち梁の振動減衰解析を扱った。梁の曲げ振動モードにおける振動と減衰特性を,エネルギー汎関数の最小化方式に基づいて評価した。梁モデルは,サンドイッチ梁要素,2層梁要素,および並進と回転のための結合ばねで構成される。制振材の弾性係数は,材料損失係数を含む複素量として扱われる。梁の周波数方程式はエネルギー汎関数を最小化することによって得られ,固有振動数,モード損失因子および自然振動モードを推定するためにこの方程式を解いた。本結果の精度と検証を,解の収束と参照文献の解析結果との比較の観点から研究した。計算結果を,いくつかの梁モデルと減衰材料の分割数と占有率のような種々のパラメータに関して説明した。梁構造の減衰に関する有効な設計概念を数値結果により示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *防振材料 ,  防振 ,  *片持梁 ,  *固有振動数 ,  曲げ振動 ,  弾性係数 ,  *振動解析

著者キーワード (10件)： 自然振動 ,  減衰 ,  部分的内部層 ,  片持ち梁 ,  モード損失係数 ,  自然振動 ,  減衰 ,  部分的内部層 ,  片持ち梁 ,  モード損失係数

分類 (2件)： 梁,桁  (HD03020H) ,  その他の建築部分  (RB03050S)

引用文献 (7件)：

• 1) Soni, M. L. and Bogner, F. K. : Finite Element Vibration Analysis of Damped Structures, AIAA Journal, 20, 5(1982), 700.
• 2) Sun, C. T., Sankar, B. V. and Rao, V. S. : Damping and Vibration Control of Unidirectional Composite Laminates Using Add-On Viscoelastic Materials, Journal of Sound and Vibration, 139, 2(1990), 277.
• 3) 矢口博之 : 部分三層接合部を有する片持ばりの振動, 日本機械学会論文集(C編), 57, 543(1991), 3407.
• 4) Mead, D. J. : The Measurement of the Loss Factors of Beams and Plates with Constrained and Unconstrained Damping Layers, Journal of Sound and Vibration, 300(2007), 744.
• 5) Tsai, T. C., Tsau, J. H. and Chen, C. S. : Vibration Analysis of a Beam with Partially Distributed Internal Viscous Damping, International Journal of Mechanical Sciences, 51(2009), 907.

タイトルに関連する用語 (5件)： 内層 ,  制振材 ,  片持ち梁 ,  振動減衰 ,  解析