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J-GLOBAL ID：201802237105607721   整理番号：18A1890245

船舶操舵系のための潮流速ゲインスケジューリング型一般化最小分散制御法の設計

Design of Ship’s Steering Servo Control System with Adjusting Tidal Current Effect

著者 (2件)： 土井正好 (広島工大 工) ,  西本澄 (広島工大 工)
資料名： システム制御情報学会論文誌  (Transactions of the Institute of Systems, Control and Information Engineers)
巻： 31  号： 10  ページ： 356-365  発行年： 2018年10月 
JST資料番号： L0070A  ISSN： 1342-5668  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 船舶は操舵によって旋回する。次に,船舶はステアリング角に対して一定の各速度で旋回する。しかし,旋回角速度は船舶の速度によって変化する。さらに,船舶の旋回性能は水に対する速度に基づいている。本研究では,海上での一定の旋回角速度を潮流に保つための操舵制御システムを設計した。第1に,筆者らは,いくつかの船舶速度に関する旋回角速度の変化を調べた。第2に,各操舵角と各船舶速度による自己回帰外因性(ARX)モデルとして表される船舶の操縦性を同定した。次に,予測制御の1つとして一般化最小分散制御(GMVC)を適用することによって旋回の各速度を制御した。最後に,GMVCコントローラの利得を潮流効果によりスケジュールした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *船舶 ,  *運転 ,  潮流 ,  *スケジューリング ,  自己回帰モデル ,  旋回性能 ,  角速度 ,  制御系 ,  予測制御 ,  計算機シミュレーション ,  *制御方式 ,  *ゲインスケジューリング ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： ARXモデル ,  コンピュータシミュレーション ,  制御システム ,  *制御法 ,  *操舵

分類 (2件)： システム設計・解析  (IA02030D) ,  船舶性能  (QJ02010Q)

引用文献 (12件)：

• [1] 本田:操船通論, 成山堂(2005)
• [2] 横田:船舶運用学, 海文堂(1966)
• [3] 三好, 織田, 堀江, 小河原:低速航行時の操船制御におけるポンプジェットの応用に関する研究;日本航海学会論文集, Vol. 112, pp. 295-300 (2005)
• [4] 安川, 山田:曳船・被曳船系の針路安定性と運動応答;日本船舶海洋工学会論文集, Vol. 9, pp. 167-176 (2009)
• [5] 高橋:大型カーフェリーの操船・風との対話;日本マリンエンジニアリング学会誌, Vol. 42, No. 1, pp. 111-116 (2007)

タイトルに関連する用語 (8件)： 船舶 ,  操舵系 ,  潮流 ,  ゲインスケジューリング ,  一般化 ,  最小分散 ,  制御法 ,  設計