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J-GLOBAL ID:201802237474475257   整理番号:18A2103330

イヌ移行上皮癌細胞株におけるラパチニブの抗腫瘍効果【JST・京大機械翻訳】

Anti-tumour effect of lapatinib in canine transitional cell carcinoma cell lines
著者 (11件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 642-649  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2761A  ISSN: 1476-5810  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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移行上皮癌(TCC)はぼうこうに発生するイヌ悪性腫瘍の>90%を占め,予後は不良である。RNA配列決定を用いた以前の研究は,ヒト上皮成長因子2(HER2)がイヌTCCにおける発癌に関連する最も活性化された上流調節因子であることを示した。本研究の目的は,in vitroおよびin vivoでのイヌTCC細胞系に対する,HER2のチロシンキナーゼ阻害剤,ラプラチニブの抗腫瘍作用を検討することであった。5つのイヌTCC細胞株(TCCUB,Love,Sora,LCTCC,およびMCTCC)を用いた。ウエスタンブロット法は,HER2蛋白質発現がすべてのイヌTCC細胞系で観察されたことを示した。lapチニブは用量依存的にHER2のリン酸化と細胞増殖を阻害した。フローサイトメトリーを用いた細胞周期分析により,lapチニブがサブG_1およびG_0/G_1相画分を有意に増加させ,細胞系(SoraおよびTCCUB)におけるSおよびG_2/M期画分を有意に減少させることを示した。in vivo実験のために,イヌTCC細胞(Sora)をヌードマウスに皮下注射した。接種6日後に,ラプラチニブ(100mg/kg)または賦形剤を14日間腹腔内投与により毎日投与した。腫瘍容積は,賦形剤対照群と比較して,ラプラチニブ群で有意に小さかった。組織学的に,lapチニブは腫瘍組織の壊死領域を有意に増加させた。これらの知見は,lapチニブが,HER2シグナル伝達を阻害し,細胞周期停止を誘導することにより,イヌTCC細胞に対して抗腫瘍作用を発揮することを示唆する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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犬・猫  ,  基礎腫よう学一般  ,  その他の動物病 
タイトルに関連する用語 (5件):
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