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J-GLOBAL ID:201802237654424256   整理番号:18A0478500

異なる生体分子とeggPC脂質構造の相互作用の特性化【Powered by NICT】

Characterization of interactions of eggPC lipid structures with different biomolecules
著者 (8件):
資料名:
巻: 210  ページ: 60-69  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0825A  ISSN: 0009-3084  CODEN: CPLIA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,二分子層脂質膜を用いた二生体分子(アスコルビン酸及びアンノナシン)の相互作用を調べた。卵黄ホスファチジルコリン(eggPC)リポソーム(結晶性液体状態における)が種々の濃度でアスコルビン酸(AA)の溶液で調製した。一方,リポソームはアンノナシン(Ann),モノ-テトラヒドロフランアセトゲニン(A CG),効果的な細胞毒性物質であることをドープした。AA薬理学的効果と作用機序は広く知られているが,Annのそれは非常にごく最近研究されている。Fourier変換赤外(FTIR)およびRaman分光法の両方は,膜-溶液相互作用に関与する脂質二分子層の主な官能基の関与を研究するために用いた。得られたスペクトルを比較分析し,脂質二重層における疎水性および親水性領域の両方に対応するスペクトルバンドを研究した。電気化学的実験,すなわちインピーダンス分光法(EIS)とサイクリックボルタンメトリー(CV)は,AAとAnnとの相互作用に関連して担持された鶏卵PC二分子層のモデル系の安定性と構造変化を解析するための主要なキャラクタリゼーション技術として用いた。AAの高モル比では,脂質の極性頭基のカルボニル基の両個体群における脱水である。一方,Annはカルボニル基との水素結合の形成を促進した。低及び中間モル比率で観察されるが,AAとりん酸基間の相互作用は認められなかった。AnnはH結合の形成なしにリン酸基の脱水を誘導できることが期待される。電気化学分析によると,支持された脂質膜とAAの相互作用は,その誘電特性を変化させなかった。この事実は,脂質の極性ヘッドにおけるリン酸基の構造化水の保存に関連付けることができた。一方,脂質膜へのAnnの取込は,欠陥の数の増加を生成するが,誘電定数を変化させる。言い換えると,これはリン酸基の誘起された脱水と関連する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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有機化合物の電気分析  ,  電気化学反応 
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