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J-GLOBAL ID：201802237662124065   整理番号：18A0886471

ラマン分光法を利用したポリオレフィン樹脂の構造・物性評価

著者 (4件)： 比江嶋祐介 (金沢大 自然システム学系) ,  木田拓充 (金沢大) ,  五十嵐敏郎 (金沢大) ,  新田晃平 (金沢大 自然システム学系)
資料名： 科学と工業  (Science and Industry)
巻： 92  号： 5  ページ： 120-123  発行年： 2018年05月20日 
JST資料番号： F0106A  ISSN： 0368-5918  CODEN： KKGOAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ラマン分光法は振動分光法の一種であり,材料内部における分子レベルでの構造変化を非破壊かつ非接触にて捉えることが可能な手法である。筆者らは,ポリオレフィン樹脂にラマン分光法を適用し,一軸延伸,溶融,結晶化,光劣化の各過程において,結晶相および非晶相に生じる様々な微視的構造変化を,ラマンスペクトルのピーク位置の変化を用いることで高精度かつ複眼的に捉えることに成功した。(著者抄録)

シソーラス用語： *Raman分光法 ,  光劣化 ,  イソタクチックポリプロピレン ,  *ポリオレフィン ,  結晶化 ,  融解 ,  Ramanスペクトル ,  応力歪曲線 ,  延伸 ,  高密度ポリエチレン ,  微細構造 ,  低密度ポリエチレン
準シソーラス用語： 一軸延伸

分類 (1件)： 高分子のスペクトル  (CG02033O)

引用文献 (9件)：

• 野瀬卓平, 堀江一之, 金谷利治, “若手研究者のための有機・高分子測定ラボガイド”, (2006, 講談社KS化学専門書).
• 西岡利勝, “高分子赤外・ラマン分光法”, (2015, 講談社KS化学専門書).
• T. Kida, T. Oku, Y. Hiejima, K.-H. Nitta, Polymer, 58, 88 (2015).
• T. Kida, Y. Hiejima, K.-H. Nitta, Int. J. Exp. Spectrosc. Tech., 1, 1 (2016) (Open access).
• T. Kida, Y. Hiejima, K.-H. Nitta, Polym. Test., 44, 30 (2015).

タイトルに関連する用語 (3件)： ラマン分光法 ,  ポリオレフィン樹脂 ,  物性評価