文献

J-GLOBAL ID：201802237776069142   整理番号：18A1206526

バイオディーゼル生産における応用のための不均一触媒としてのバイオマスの合成:技術の現状と基本的レビュー【JST・京大機械翻訳】

Synthesis of biomass as heterogeneous catalyst for application in biodiesel production: State of the art and fundamental review

著者 (5件)： Tang Zo-Ee (Department of Chemical Engineering, Lee Kong Chian Faculty of Engineering and Science, Universiti Tunku Abdul Rahman, Bandar Sungai Long, 43000 Kajang, Selangor, Malaysia) ,  Lim Steven (Department of Chemical Engineering, Lee Kong Chian Faculty of Engineering and Science, Universiti Tunku Abdul Rahman, Bandar Sungai Long, 43000 Kajang, Selangor, Malaysia) ,  Pang Yean-Ling (Department of Chemical Engineering, Lee Kong Chian Faculty of Engineering and Science, Universiti Tunku Abdul Rahman, Bandar Sungai Long, 43000 Kajang, Selangor, Malaysia) ,  Ong Hwai-Chyuan (Department of Mechanical Engineering, Faculty of Engineering, University of Malaya, 50603 Kuala Lumpur, Malaysia) ,  Lee Keat-Teong (School of Chemical Engineering, Universiti Sains Malaysia, Seri Ampangan, 14300 Nibong Tebal, Pulau Pinang, Malaysia)
資料名： Renewable & Sustainable Energy Reviews  (Renewable & Sustainable Energy Reviews)
巻： 92  ページ： 235-253  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1084A  ISSN： 1364-0321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオディーゼルは,急速に枯渇している化石燃料の需要増加に対する改善策として注目を集めている。バイオディーゼル生産産業における商業的均一触媒は,分離困難性と厳しい腐食のような課題に直面しており,生産と保全コストの増加につながる。本論文では,バイオディーゼル生産に使用される触媒の前駆体としてのバイオマスの使用に関して報告された文献の包括的レビューに焦点を当てた。他の市販触媒と比較して,触媒前駆体としてのバイオマスの使用は,豊富に利用可能な,安価な原料,再利用可能,非毒性および生分解性のようないくつかの利点を有する。バイオマスから合成された炭素材料は,その高い多孔性と表面積特性のために,活性サイトのための効率的な支持体として作用するが,広く研究されている。完全な触媒を形成するための官能化プロセスまでの支持材料(炭素)の合成から出発する,最新の合成経路のいくつかの状態を通して,バイオマス由来の塩基性,酸性および磁性不均一触媒の最新の開発をレビューした。硫酸を用いた直接スルホン化とは別に,還元及びアリール化によるスルホン化は有害でなく,同等の活性部位活性を提供した。ほとんどのバイオマス系触媒は,最適条件で80%以上の高いバイオディーゼル収率を提供することにより,良好な触媒性能を示した。さらに,バイオマス系触媒により触媒された反応速度論研究から開発された種々の速度論モデルも,バイオディーゼル生産部門における研究された触媒のスケールアップ商業化プロセスの準備段階としてレビューされた。この触媒は反応に必要な活性化エネルギーを下げるのに役立ち,平衡に達するためにより高い反応速度を可能にする。グリーンで持続可能なバイオディーゼル産業の究極の目標を達成するために,最小の資源を有する高性能バイオマスベースの触媒を製造する連続的研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 反応速度 ,  触媒活性 ,  スケールアップ ,  *触媒 ,  *バイオマス ,  前駆体 ,  炭素材 ,  官能化 ,  スルホン化 ,  最適条件 ,  多孔性 ,  *バイオディーゼル燃料 ,  活性部位 ,  ディーゼル燃料 ,  硫酸
準シソーラス用語： *不均一系触媒 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 再生可能エネルギー ,  バイオディーゼル ,  不均一触媒 ,  バイオマス ,  反応速度論

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： バイオディーゼル ,  応用 ,  不均一触媒 ,  バイオマス ,  現状 ,  レビュー