文献

J-GLOBAL ID：201802237834010969   整理番号：18A0503296

コンクリート構造物の長寿命化に向けた補修技術の研究-その1 施工環境が異なる表面被覆材の付着性の検討-

著者 (5件)： 櫻庭浩樹 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  佐々木巌 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  片平博 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  内藤勲 (土木研 寒地土木研) ,  西崎到 (土木研 先端材料資源研究セ)
資料名： セメント・コンクリート  (Cement & Concrete)
号： 853  ページ： 42-47  発行年： 2018年03月10日 
JST資料番号： F0277A  ISSN： 0371-0718  CODEN： SKONA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・2011~2015年に実施された土木研究所のプロジェクト研究で取りまとめられた,(1)表面被覆,(2)ひび割れ修復,および(3)断面修復の3種類の補修工法についての研究成果に関する紹介の第1回目。
・表面被覆材としてはエポキシ樹脂系とウレタン樹脂系を,下地としては水比の異なるモルタルを用いて,温湿度条件を変えて施工し,その後,試験場所を変えて暴露試験を実施。
・表面被覆材の付着性には施工における下地の含水状態や温湿度の管理が重要であること,さらに,補修から1年程度で初回の点検を実施することが重要であると考えられることが判明。
・これらの研究成果は土木研究所資料(コンクリート構造物の補修対策施工マニュアル(案))として取りまとめられ,土木研究所のホームページから無料で取得できることを紹介。

シソーラス用語： *コンクリート構造物 ,  *寿命延長 ,  *修理 ,  *建設工法 ,  研究所 ,  エポキシ樹脂 ,  ポリウレタン ,  屋外試験 ,  曝露試験 ,  *性質
準シソーラス用語： 屋外ばく露試験 ,  *長寿命化 ,  土木研究所 ,  *表面被覆工法 ,  *付着性 ,  *補修

分類 (3件)： 有機質材料  (RA06030O) ,  建築物の維持・管理  (RB01020X) ,  モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (4件)：

• 土木研究所/コンクリート構造物の補修対策施工マニュアル(案),土木研究所資料,第4343号,2016
• 櫻庭浩樹,熊谷慎祐,佐々木 厳,西崎 到/塗装下地の表層部に着目した含水状態の評価について,コンクリート工学年次論文集,Vol.37,No.1,pp.1573~1578,2015
• 熊谷慎祐,櫻庭浩樹,宮田敦士,佐々木 厳,西崎 到/過酷な環境で施工された表面被覆材の接着性コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集,第15巻pp.23~28,2015
• 土木研究所先端材料資源研究センター ホームページ/ http://www.pwri.go.jp/team/imarrc/activity/tech-info.html

タイトルに関連する用語 (8件)： コンクリート構造物 ,  長寿命化 ,  補修 ,  研究 ,  施工 ,  環境 ,  表面被覆 ,  付着性