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J-GLOBAL ID:201802238214985188   整理番号:18A0396677

上昇期間中の中央構造線断層帯南西部,日本,の進化【Powered by NICT】

Evolution of the Median Tectonic Line fault zone, SW Japan, during exhumation
著者 (8件):
資料名:
巻: 696-697  ページ: 52-69  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0691A  ISSN: 0040-1951  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多くの地殻規模の断層帯のように,日本の中央構造線(MTL)断層帯は広範な物理的条件で形成された断層岩を保存する。異なる地殻レベルで故障挙動を理解するために大きな新しい露頭でMTLのアーキテクチャを検討した。MTLは,ほぼ東-西走向,北へ傾斜し,北に和泉層群堆積物に対する南へ三波川変成岩が並列している。断層コアは主に三波川派生断層ガウジで構成されている。断層帯はいくつかの構造単位に分割され,二つの滑り帯(上部および下部滑り帯)を含むことができ,低い滑り帯がより目立つ。構造と運動学の間の横断的関係は,断層帯は変形の四段階を記録していることを示した。微細構造と粉末X線回折(XRD)解析は,変形の四段階が異なる温度条件下で起こったことを示している。最古の変形(ステージ1)は広く分布し,起震帯の深い準位での滑りのtop-to-the-(右)の意味を有していた。滑りの同じ意味による変形は,より低い滑り域(ステージ2)で存在した。続いて,低い滑り域における滑り方向はトップにする西部(左正常)に変化した(段階3)。変形(段階4)の最終段階は,浅部地殻(表面近傍)内の二滑り帯に沿った上部にする北正断層を含んでいた。広く分布したステージ1ダメージゾーンは,地震発生帯の深部を特徴づけるが,局在化した主要な滑りゾーンの集合とステージ4の分岐断層は,浅い深さを特性化した。本論文で記述した断層帯構造は断層帯には,異なる深さで異なる挙動を示すことを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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地質構造・テクトニクス 
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