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J-GLOBAL ID:201802238916074664   整理番号:18A0461174

いもち病圃場抵抗性が強い直播向き良食味水稲品種「えみのあき」の育成

A New Rice Variety for Direct Seeding, “Eminoaki,” with Good Eating Quality and High Field Resistance to Blast
著者 (9件):
資料名:
号: 119  ページ: 29-40 (WEB ONLY)  発行年: 2017年03月01日 
JST資料番号: U1309A  ISSN: 2432-8081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「えみのあき」は,「中部111号(後の「みねはるか」)」を母とし,「奥羽382号(後の「萌えみのり」)」を父とした組合せに由来する品種である。東北農業研究センターにおいて2003年に交配を行い,2015年に品種登録された。育成地における出穂期,成熟期は「ひとめぼれ」並で,寒冷地中部では“中生の晩”に属する。「ひとめぼれ」と比較して,稈長は17~19cm短く,穂長は同程度で,穂数は同程度で,草型は“偏穂数型”である。いもち病真性抵抗性遺伝子型は“Pia,Pii”と推定される。いもち病圃場抵抗性遺伝子Pi39を持つと推定され,葉いもち圃場抵抗性,穂いもち圃場抵抗性ともに“極強”である。白葉枯病圃場抵抗性は“やや強”である。障害型耐冷性は“強”である。耐倒伏性は“強”である。穂発芽性は“難”である。収量性は標肥移植栽培では「ひとめぼれ」並で,多肥移植栽培や直播栽培では「ひとめぼれ」より多収である。玄米品質は「ひとめぼれ」並である。食味は「ひとめぼれ」並の良食味である。「えみのあき」は,いもち病圃場抵抗性が強く直播適性の優れる良食味品種であり,良食味米の低コスト安定生産への貢献が期待される。栽培適地は寒冷地中部以南である。(著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  作物の品種改良 
引用文献 (5件):

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