文献

J-GLOBAL ID：201802239077401666   整理番号：18A0152971

馬肉中微量元素キャラクタリゼーションのための誘導結合プラズマ-質量分析の適用

Application of inductively coupled plasma-mass spectrometry for trace element characterisation of equine meats

著者 (4件)： MIEDICO Oto (Istituto Zooprofilattico Sperimentale della Puglia e della Basilicata, Foggia, ITA) ,  IAMMARINO Marco (Istituto Zooprofilattico Sperimentale della Puglia e della Basilicata, Foggia, ITA) ,  TARALLO Marina (Istituto Zooprofilattico Sperimentale della Puglia e della Basilicata, Foggia, ITA) ,  CHIARAVALLE A. Eugenio (Istituto Zooprofilattico Sperimentale della Puglia e della Basilicata, Foggia, ITA)
資料名： International Journal of Food Properties  (International Journal of Food Properties)
巻： 20  号： 9-12  ページ： 2888-2900  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： W1141A  ISSN： 1094-2912  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食品中の微量元素は,鉄(Fe),マンガン(Mg),コバルト(Co),セレン(Se)などの生物にとって重要な栄養素と,重金属の鉛(Pb),カドミウム(Cd),水銀(Hg)等の有害なものがある。馬肉は欧州でも次第に摂取されるようになってきている,本報では通常,牛肉,豚肉,鶏肉の分析で利用される微量元素の測定法である誘導結合プラズマ-質量分析を適用し,イタリアで採取した馬肉52試料について,必須栄養元素(Mo,V.Co,Se,Mn,Zn,Fe,Ca)およびそれ以外の元素(Pb,Cd,Hg,As,U,Sr,Sn,Tl,Sb,Cr,Ni,Be,Al)を分析した。その結果,必須元素のZn,Fe,Caは25μg/gであり,その他のPb,Cd,Hg,Asなどは一般的に低レベル(<11.3ng/g)であった。一方で,ポーランドからの試料を追加し,性差と原産地の差を検討したが,有意な差は見られなかった。

シソーラス用語： *微量元素 ,  *食肉 ,  ICP-MS分析 ,  元素 ,  栄養素 ,  重金属 ,  *食品成分 ,  *食品分析 ,  鉄 ,  マンガン ,  コバルト ,  セレン ,  鉛 ,  カドミウム ,  水銀 ,  アルミニウム ,  ニッケル ,  クロム ,  アンチモン ,  タリウム ,  スズ ,  ストロンチウム ,  ウラン ,  ベリリウム ,  ヒ素
準シソーラス用語： *馬肉 ,  必須元素

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  肉製品  (FJ12033F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 馬肉 ,  微量元素 ,  キャラクタリゼーション ,  誘導結合プラズマ ,  質量分析