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J-GLOBAL ID:201802239184132156   整理番号:18A2051818

廃電子基板のバイオリーチングに有用な中等度好温性好酸性鉄酸化細菌の鉄酸化速度特性

Iron(II) oxidation kinetics of moderately thermophilic acidophilic consortia useful to bioleaching from printed circuit boards.
著者 (7件):
資料名:
巻:ページ: 102-107 (WEB ONLY)  発行年: 2018年09月30日 
JST資料番号: U0770A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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好酸性鉄酸化微生物を利用した電子廃棄物からの金属のバイオリーチングにおいて,Fe(II)は微生物の生育に必要な基質であり,酸化反応によって金属を浸出するFe(III)の供給源として重要な役割を果たしている。我々は本研究において,廃電子基板(PCBs)からの金属バイオリーチングに有用な中等度好温性好酸性鉄酸化微生物群集のFe(II)酸化反応速度を調べた。細菌の群集構造解析により,Sulfobacillus thermosulfidooxidansとAcidiculdus属に近縁な細菌を含む好酸性の集積培養系であることを明らかにした。この集積培養系の生育至適温度はpH2で42-50°Cであり,Fe酸化速度によって推定されたFe酸化物の最大比増殖速度は,7mM付近で最大になることがわかった。これは,既往研究で使用されているFe濃度(50-270mM)に比べてはるかに低い。この集積培養系を用いて7mMのFe(II)添加でバイオリーチングを行った結果,Cu,Zn,Niの浸出率はそれぞれ88%,81%,69%に達した。本研究結果は,この性質を有する微生物集積培養系が,低Fe(II)条件下でのPCBsからのバイオリーチングに適していることを明らかにした。(著者抄録)
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