抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,ネットワークの大規模化・複雑化が進み,サイレント故障などの自律的に検知が困難な障害の検知及び障害箇所の推定が大きな課題となっている。本稿では,ネットワークに流入する全パケットをフィルタにより分類し,廃棄率を計測することにより,障害箇所を推定する手法を提案する。提案手法では,パケットが通過するパスを統合・分割することによってMeasurement Unit(MU)を構成し,少ないフィルタで障害箇所推定を実現する。フィルタの設置による廃棄率計測のほか,Management Information Base(MIB)を利用することで,より多くの障害を検知可能にする。提案法の推定精度を評価するため,3つの実ネットワークの構成データを利用して,様々な障害パターンについて障害箇所を推定する際の推定精度を検証し,大部分の障害パターンをポート単位まで絞り込み可能なことを示した。(著者抄録)