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J-GLOBAL ID:201802239950288510   整理番号:18A1153356

高脂肪食飼育マウスにおける肝臓脂質蓄積を改善する清酒粕抽出物【JST・京大機械翻訳】

Sake lees extract improves hepatic lipid accumulation in high fat diet-fed mice
著者 (10件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 106  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7391A  ISSN: 1476-511X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は,慢性肝疾患の主要原因の1つとして世界中で増加している。酒粕(SL)は,酒製造の二次製品であり,人間の健康に有益な効果を持つと考えられている。これらの効果を調べるために,SL抽出物の有無にかかわらず高脂肪食(HFD)給餌マウスを用いた。【方法】マウスは,8週間のHFD ad libitumであり,最後の4週間にわたって毎日給餌針によってSL抽出物(350mg/mL)の有無にかかわらず,500μLの蒸留水を投与した。食物摂取量,体重および肝臓重量を測定した。種々の脂質及びグルコース代謝関連遺伝子のトリアシルグリセロール含量及びmRNA及び蛋白質発現レベルを肝臓組織で測定した。血清中のトリグリセリド,遊離脂肪酸,グルコース,インシュリンおよび肝細胞損傷マーカーのレベルを測定した。HepG2細胞における脂肪酸誘導脂質蓄積をSL抽出物の有無において評価した。【結果】HFDを与えられ,SL抽出物で処理されたマウスは,肝臓における肝臓脂質蓄積およびmRNAおよび蛋白質レベルの有意な減少を示した。一方,SL抽出物は体重および食物摂取に影響を及ぼさなかった。さらに,HFD給餌マウスにおけるインシュリン抵抗性および肝炎症は,SL抽出物の投与後に改善した。HepG2細胞において,SL抽出物は脂肪酸誘導細胞内脂質蓄積を抑制した。結論:これらの所見は,SL抽出物による治療がNAFLD発生のリスクを潜在的に減少させる可能性があり,SL抽出物がNAFLDの治療に臨床的に有用である可能性があることを示唆する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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脂質の代謝と栄養  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (43件):
  • Nat rev Gastroenterol Hepatol; Pathology of nonalcoholic fatty liver disease; EM Brunt; 7; 2010; 195-203; 10.1038/nrgastro.2010.21; CR1;
  • World J Gastroenterol; Nonalcoholic fatty liver disease and hepatic cirrhosis: comparison with viral hepatitis-associated steatosis; Y Haga, T Kanda, R Sasaki, M Nakamura, S Nakamoto, O Yokosuka; 21; 2015; 12989-12995; 10.3748/wjg.v21.i46.12989; CR2;
  • Annu rev Pathol; Nonalcoholic fatty liver disease: pathology and pathogenesis; DG Tiniakos, MB Vos, EM Brunt; 5; 2010; 145-171; 10.1146/annurev-pathol-121808-102132; CR3;
  • Lancet Diabetes Endocrinol; Non-alcoholic fatty liver disease as a cause and a consequence of metabolic syndrome; H Yki-Järvinen; 2; 2014; 901-910; 10.1016/S2213-8587(14)70032-4; CR4;
  • Zelber-Sagi S, Lotan R, Shlomai A, Webb M, Harrari G, Buch A, et al. Predictors for incidence and remission of NAFLD in the general population during a seven-year prospective follow-up. J Hepatol. 2012;56:1145-51.
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