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J-GLOBAL ID：201802240145639082   整理番号：18A0625389

銅鉱石のメカノケミカル活性化による銅溶解の増強:浸出実験とDEMシミュレーション間の相関

Enhancement of copper dissolution by mechanochemical activation of copper ores: Correlation between leaching experiments and DEM simulations

著者 (5件)： Minagawa Masaya (Graduate School of Creative Science and Engineering, Waseda University, Japan) ,  Hisatomi Shosei (Graduate School of Creative Science and Engineering, Waseda University, Japan) ,  Kato Tatsuya (Graduate School of Creative Science and Engineering, Waseda University, Japan) ,  Granata Giuseppe (Faculty of Science and Engineering, Waseda University, Japan) ,  Tokoro Chiharu (Faculty of Science and Engineering, Waseda University, Japan)
資料名： Advanced Powder Technology  (Advanced Powder Technology)
巻： 29  号： 3  ページ： 471-478  発行年： 2018年03月 
JST資料番号： W0255A  ISSN： 0921-8831  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,硫酸銅と銅藍を含有する銅鉱石の浸出に及ぼす遊星ボールミリングと垂直撹拌ボールミリングの影響を調べた。混合実験的シミュレーション手法を用いて,浸出の速度論パラメータを研削中の相関衝突エネルギーに相関させた。ミリングの影響を走査型電子顕微鏡(FE-SEM),X線回折(XRD)およびX線吸収微細構造(XAFS)により調べた。結果から,両方の高強度研削技術は粒子サイズの劇的な減少をもたらすことを示した。さらに,特異な研削条件下で,遊星ボールミリングは銅藍の部分的な非晶質化も決定した。研削媒体の回転速度および回転数による特異な研削条件に対応する衝突エネルギーをDEMシミュレーションで評価し,研削後の比表面積に関連させた。研削した試料の比表面積は研削中の衝突エネルギーに直接比例することを見出した。鉱石の浸出は3個の後続ステップを通して生起した:(i)硫酸銅の溶解,(ii)非晶質化銅藍の溶解,(iii)残留結晶銅藍の溶解。速度論的適合の結果から,ミリング条件を強化することにより非晶質および結晶質銅藍の浸出のための速度定数の増加を明らかにした。DEMシミュレーションからの衝突エネルギーを浸出速度定数と相関させることにより,銅藍の浸出のための速度定数が生起したメカノケミカル反応により増加することを確認した。銅藍の部分的な非晶質化を決定するメカノケミカル反応は0.25J/s・g以上で生起した。一方,残留結晶銅藍の浸出のための速度定数は常に漸進的に衝突エネルギーとともに増加し,表面積の増加による浸出の改善を強調した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ボールミル ,  銅鉱 ,  メカノ化学 ,  数値解析 ,  研削 ,  硫化鉱物 ,  衝突エネルギー ,  比表面積 ,  *浸出 ,  回転数 ,  *粉砕 ,  シミュレーション ,  アモルファス化 ,  走査電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  XAFS ,  *銅
準シソーラス用語： 銅鉱石 ,  離散要素法 ,  銅藍 ,  銅浸出

著者キーワード (3件)： 離散要素法 ,  メカノケミカル反応 ,  銅浸出

分類 (1件)： 固体の製造・処理一般  (XD03021O)

タイトルに関連する用語 (10件)： 銅鉱石 ,  活性化 ,  銅 ,  溶解 ,  増強 ,  浸出 ,  実験 ,  DEM ,  シミュレーション ,  相関