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J-GLOBAL ID:201802240724250734   整理番号:18A0405954

グリーン条件下でのスルフィドからスルホキシドへの大規模化学選択的酸化のための簡単な低コストポルフィリン光増感剤:ポルフィリンの標的プロトン化【Powered by NICT】

Simple low cost porphyrinic photosensitizers for large scale chemoselective oxidation of sulfides to sulfoxides under green conditions: targeted protonation of porphyrins
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 768-781  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2461A  ISSN: 2044-4761  CODEN: CSTAGD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アセトニトリル中の太陽光下でのmeso-テトラ(フェニル)ポルフィリン,H_2TPP(酸=CF_3COOH,Cl_2CHCOOH,HClO_4とH_2SO_4)のジカルボン酸によるスルフィドの好気性光酸化はほぼ独占的な生成物として対応するスルホキシドを与えた。ジカチオンの光触媒活性はH_4TPP(ClO_4)2≫H_4TPP(Cl_2CHCOO)2≫H_4TPP(CF_3COO)2>H_4TPP(HSO_4)2減少した。H_4TPP(ClO_4)2とH_4TPP(Cl_2CHCOO)2はフリーの塩基のポルフィリンと比較して著しく増加した酸化安定性を示した。ポルフィリン二酸の一重項酸素の量子収率(φ_Δ)はH_2TPPのプロトン化に用いる酸に依存することが分かった。酸化反応の効率に及ぼす溶媒効果は,アセトニトリル,1,2 ジクロロエタン(DCE)とトルエンを用いて調べた。アセトニトリルとDCE中で達成されたより高い転化率はこれらの溶媒中で高い一重項酸素の寿命と一致している。,DCEに比べてアセトニトリル中でのポルフィリンの二価陽イオンの低い蛍光量子収率は前者のより高い効率を説明するために用いた。ポルフィリン二酸は,酸触媒機構を介して酸化反応を加速することができる。また,メチルフェニルスルフィド及びジフェニルスルフィドの共酸化はスルフィドのスルホキシドへ,スルホキシドの部分的過酸化の酸化スルホンに関与する活性中間体の性質への洞察を提供するために実施した。結果は,一重項酸素のそれと比較してペルスルホキシド中間体の非常に高い反応性を示した。触媒系は温和な条件下で対応するスルフィドからスルホキシドの大規模調製に成功した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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八員環以上の複素環化合物  ,  第11族,第12族元素の錯体 

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