文献

J-GLOBAL ID：201802240903360099   整理番号：18A0966076

Babesia ovataの全ゲノム集合と密接に関連した病原体間の比較ゲノミクス【JST・京大機械翻訳】

Whole-genome assembly of Babesia ovata and comparative genomics between closely related pathogens

著者 (8件)： Yamagishi Junya (Research Center for Zoonosis Control, Hokkaido University, Sapporo, Japan) ,  Yamagishi Junya (Global Station for Zoonosis Control, GI-CoRE, Hokkaido University, Sapporo, Japan) ,  Asada Masahito (Institute of Tropical Medicine, Nagasaki University, Nagasaki, Japan) ,  Hakimi Hassan (Institute of Tropical Medicine, Nagasaki University, Nagasaki, Japan) ,  Tanaka Takeshi Q. (Faculty of Medicine, Kagawa University, Takamatsu, Japan) ,  Sugimoto Chihiro (Research Center for Zoonosis Control, Hokkaido University, Sapporo, Japan) ,  Sugimoto Chihiro (Global Station for Zoonosis Control, GI-CoRE, Hokkaido University, Sapporo, Japan) ,  Kawazu Shin-ichiro (National Research Center for Protozoan Diseases, Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine, Obihiro, Japan)
資料名： BMC Genomics (Web)  (BMC Genomics (Web))
巻： 18  号： 1  ページ： 832  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7048A  ISSN： 1471-2164  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Babesia ovataは,オオバコの感染寄生虫である。それは,B.bovisとB.bigeminaによって引き起こされた他のタイプのウシのバベシアとは対照的に,重篤な症状の徴候とは関連していない。しかしながら,Theileria orientalisとの共感染により,それはしばしば悪化した症状を誘導する。ボビンにおける無症候性慢性感染は通常B.ovataに対してのみ観察される。比較ゲノム解析は,これらの識別特性に関与する因子を潜在的に明らかにすることができた。しかしながら,これらの表現型のゲノムおよび分子基盤は,特にB.ovataにおいて,不明なままである。技術的観点から,非常に長い読み込まれたsequサー,ミニオンの現在の開発は,高度に統合されたゲノム配列の獲得を容易にするであろう。したがって,著者らは,寄生虫の高品質ゲノムを得るために次世代配列決定を適用した。それは,アピコンプレクサを理解するための基本的情報を提供する。ゲノムは,5031の蛋白質コード配列(91のコンティグとN50=2,090,503bp)を有するサイズで14,453,397bpに組み立てられた。遺伝子ファミリー分析により,B.bovisにおける多遺伝子ファミリーに属するVes1α及びβはB.ovataからは存在しないことを明らかにした。代わりに,B.bigeminaで最初に特定されたves1aとves1bが存在した。B.ovataとB.bigemina ves1aは,それらが種に従って2つのサブクラスタに分割されたにもかかわらず,1つのクラスタを構成する。対照的に,ves1bクラスタはより分散しており,B.ovataとB.bigemina間の重なりは制限されていた。観察された冗長性と配列の急速な進化は,これらの寄生虫の適応履歴を反映している可能性がある。さらに,異なる表現型に潜在的に関与する同じ候補遺伝子を機能解析により特定した。アナモリシン同族体はそれらの1つである。ヒトアナモリシンは造血に関与し,相同体はB.ovataに存在したが,重篤な貧血を引き起こすB.bigeminaには存在しなかった。これらの知見をまとめると,比較ゲノミクスによって示された差異は,これらの寄生虫の進化史とそれらの表現型における差異を説明する可能性がある。さらに,ドラフトゲノムはこれらの寄生虫のさらなる特性化と理解のための基本的な情報を提供する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 感染 ,  表現型 ,  寄生虫 ,  *ゲノム ,  キャラクタリゼーション ,  タンパク質 ,  クラスタ ,  *病原体 ,  機能分析 ,  遺伝子ファミリー ,  コンティグ ,  ゲノム配列 ,  Theileria orientalis ,  *比較ゲノミクス ,  *バベシア属

著者キーワード (4件)： B.Ovata ,  バベシア ,  ミニイオン ,  比較ゲノミクス

分類 (2件)： 動物の伝染病一般  (FE02021S) ,  牛  (FD02020Y)

引用文献 (56件)：

• Minami T, Ishihara T. Babesia ovata sp.n. isolated from cattle in Japan. Natl Inst Anim Health Q. 1980;20:101-13.
• Vet Parasitol; Babesia ovata: taxonomy, phylogeny and epidemiology; T Sivakumar, I Igarashi, N Yokoyama; 229; 2016; 99-106; 10.1016/j.vetpar.2016.10.006; citation_id=CR2
• Yoshinari T, Sivakumar T, Asada M, Battsetseg B, Huang X, Lan DTB, et al. A PCR based survey of Babesia ovata in cattle from various. 2013;75:211-4.
• Nihon Juigaku Zasshi; Bovine babesiosis in Japan: clinical and clinico-pathological studies on cattle experimentally infected with Babesia ovata; T Fujinaga; 43; 1981; 803-813; 10.1292/jvms1939.43.803; citation_id=CR4
• J Clin Microbiol; PCR detection of Babesia ovata from cattle reared in Japan and clinical significance of coinfection with Theileria orientalis; T Sivakumar, M Tagawa, T Yoshinari, AP Ybanez, I Igarashi, Y Ikehara; 50; 2012; 2111-2113; 10.1128/JCM.00220-12; citation_id=CR5

タイトルに関連する用語 (5件)： Babesia ,  ゲノム ,  集合 ,  病原体 ,  比較ゲノミクス