フェムト秒時間分解過渡吸収分光法により研究したN,N′-ジアセチルインジゴの溶媒依存trans→cis光異性化【JST・京大機械翻訳】

Nakagawa Hirofumi; Matsumoto Akifumi; Daicho Ayako; Ozaki Yosuke; Ota Chikashi; Nagasawa Yutaka; Nagasawa Yutaka

文献

J-GLOBAL ID：201802241206752574 整理番号：18A0817948

フェムト秒時間分解過渡吸収分光法により研究したN,N′-ジアセチルインジゴの溶媒依存trans→cis光異性化【JST・京大機械翻訳】

Solvent dependent trans → cis photoisomerization of N, N′-diacetylindigo studied by femtosecond time-resolved transient absorption spectroscopy

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資料名：
巻： 358 ページ： 308-314 発行年： 2018年
JST資料番号： D0721B ISSN： 1010-6030 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

N,N′-ジアセトインジゴ(DAI)のtrans→cis光異性化の溶媒依存性をフェムト秒過渡吸収(TA)分光法により調べた。595nmに中心を持つ強い鋭い一重項励起状態吸収バンドがTAスペクトルで観測され,バンドの最大での微分吸収(ΔAbs)と波長はコヒーレント振動波束運動により周期的に変調された。しかし,異性化が起こる酢酸エチル(EtAc)は,異性化が長時間スケールで起こることを示し,溶媒との分子間水素結合(H-結合)は異性化を抑制し,ジメチルホルムアミド(DMF)がメタノールより効率的に異性化を阻止することを示した。励起状態寿命はEtAc溶液と比較してDMF中で短く,DMFのホルミル基との弱い水素結合がDAIの遅いtrans→cis光異性化を防ぐのに十分であることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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光化学反応 , 光化学一般

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