文献

J-GLOBAL ID：201802241476124724   整理番号：18A0307819

クルクミンナノミセルの調製とin vitro抗腫瘍評価【JST・京大機械翻訳】

Preparation and in vitro antitumor evaluation of curcumin-loaded micelles

著者 (5件)： Fan Ziliang (温州医科大学 薬学院,浙江 温州,325035) ,  Jin Binghui (温州医科大学 薬学院,浙江 温州,325035) ,  Xu Xiafang (温州医科大学 薬学院,浙江 温州,325035) ,  Jiang Qiaoying (温州医科大学 薬学院,浙江 温州,325035) ,  Xu Helin (温州医科大学 薬学院,浙江 温州,325035)
資料名： Wenzhou Yike Daxue Xuebao  (Wenzhou Yike Daxue Xuebao)
巻： 47  号： 9  ページ： 625-630,636  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3537A  ISSN： 2095-9400  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的;クルクミンナノミセルを構築し、in vitroでC6グリオーマ細胞に対する成長抑制作用を評価した。方法;新しいウンデカン酸-グラフト-ε-ポリリジン(ε-PLL-UNA)重合体を合成し,その構造を特性化し,ピレン蛍光プローブ法を用いて臨界ミセル濃度を測定した。材料としてε-PLL-UNAを用いた透析法により,ナノミセルを調製し,動的光散乱及び透過型電子顕微鏡により特性化し,動的透析法により薬物放出挙動を測定し,共焦点顕微鏡によりin vitroでの細胞取り込みを観察した。腫瘍球モデルを用いて、そのin vitro抗腫瘍作用を考察する。結果;1H-NMRとFT-IRの結果は,ε-PLL-UNAが成功裏に合成され,その臨界ミセル濃度は0.19g/Lであり,ミセルに自己集合できることを示した。薬物負荷量は12.22%±2.13%に達し,封入効率は85.12%±3.64%に達し,平均直径は(60.6±2.1)nm,ゼータ電位は(28.2±5.6)mVで,球状微細構造を示した。このナノミセルは48時間で84%のクルクミンを放出し,in vitroでC6細胞により迅速に摂取された。クルクミン溶液と比較して,ナノミセルは,神経膠腫細胞の成長を有意に阻害した。結論;ε-PLL-UNA高分子ミセルはクルクミンに対して高い薬物担持量を有し、粒径が100nm以下で、分布が均一で、体外で徐放性薬物を放出し、C6細胞のクルクミンへの摂取を高め、しかもC6細胞球に対して有効な殺傷作用がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 臨界ミセル濃度 ,  透過型電子顕微鏡 ,  *ミセル ,  自己集合 ,  薬物放出 ,  共焦点顕微鏡 ,  抗腫瘍作用 ,  徐放性製剤 ,  ζ電位 ,  キャラクタリゼーション ,  動的光散乱 ,  剤形 ,  ジエン ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  エノン ,  ジケトン
準シソーラス用語： 高分子ミセル ,  *ナノミセル ,  蛍光プローブ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： curcumin ,  micelles ,  polylysine ,  undecylenic acid ,  glioma ,  cells spheroids

分類 (1件)： ミセル  (CB11020N)

物質索引 (1件)： クルクミン

タイトルに関連する用語 (3件)： 調製 ,  腫瘍 ,  評価