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J-GLOBAL ID：201802241807663738   整理番号：18A0226273

粉末の流動化剤および増粘剤を用いた高性能流動化コンクリートの開発 実用化に向けた実験的検討

Development of Plasticized Concrete Added with Powdered Superplasticizer and Thickener: Experimental Study for Practical Use

著者 (2件)： 太田貴士 (大成建設) ,  黒岩秀介 (大成建設)
資料名： 大成建設技術センター報(CD-ROM)  (Report of Taise Technology Center (CD-ROM))
号： 50  ページ： ROMBUNNO.16  発行年： 2017年12月01日 
JST資料番号： G0744B  ISSN： 1348-3366  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 建築分野において,高流動コンクリートはコストアップ等の理由により特殊な案件以外には適用しづらい状況である。そのため,流動化剤や増粘剤を後添加することで容易かつ安価に得られ,十分な流動性と材料分離抵抗性を併せ持つフロー仕様のコンクリートの普及が望まれている。そこで,建設現場全般におけるコンクリートの施工性および品質の向上を目的として,上記のような後添加型の高性能流動化コンクリートを開発し,その実用化および普及を図るべく,ベースコンクリートの調合条件や後添加剤の添加量が流動化後のコンクリートの各種性状に及ぼす影響について実験的に検討した。その結果,呼び強度27~42のコンクリートで材料分離を生じることなくスランプフロー45~55cm前後の流動性を得られることが分かった。また,流動化コンクリートの圧縮強度および乾燥収縮ひずみはベースコンクリートと同等であることが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： 粉体 ,  *流動化剤 ,  *増粘剤 ,  *流動化コンクリート ,  フレッシュコンクリート ,  *圧縮強さ ,  乾燥収縮 ,  調合 ,  混合比 ,  実用化試験 ,  固液分離 ,  *流動性 ,  歪分布 ,  モルタル ,  粘性 ,  細骨材 ,  ブリージング ,  弾性係数
準シソーラス用語： スランプフロー

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (8件)：

• (例えば) 後藤和正,渡辺健治,戸堀悦雄,細田高明:高性能流動化コンクリートの開発研究,コンクリート工学年次論文報告集,Vol.19,No.1,pp.91-96,1997.
• ASTM C 1621-2014 Standard test Method for Passing Ability ofSelf-Consolidating Concrete by J-Ring
• BS EN 12350-12:2010 Testing fresh concrete Part 12: Self-compacting concrete - J-ring test
• BS EN 12350-11:2010 Testing fresh concrete Part 11: Self-compacting concrete - Sieve segregation test
• 桜井邦昭:高流動コンクリートに求められる性能とその評価試験方法,コンクリート工学,Vol.53,No.8,pp.721-727,2015.8

タイトルに関連する用語 (8件)： 粉末 ,  流動化剤 ,  増粘剤 ,  高性能 ,  流動化コンクリート ,  開発 ,  実用化 ,  実験