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J-GLOBAL ID：201802241980995839   整理番号：18A0232670

雨水管理の最先端技術(その4:施設)雨水管理のためのセンサー技術とIoT-DRR

著者 (4件)： 森山聡之 (福岡工大) ,  森下功啓 (熊本高専) ,  和泉信生 (崇城大) ,  西山浩司 (九大)
資料名： 水循環 貯留と浸透  (Journal of Hydrological System)
号： 107  ページ： 20-24  発行年： 2018年01月17日 
JST資料番号： L7396A  ISSN： 1346-6089  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 雨水管理のためのセンサー技術とインターネット利用・水防モニタリングについて紹介する。2009年の北部九州豪雨による福岡市内の河川氾濫を契機に発足した市民会議で,流域に流域治水を目指して大型の雨水タンクを設置し,実験検証に着手した。この雨水タンクのセンサーによる管理の実証実験を述べる。センサーは超音波水位センサーを取り付けた。データを伝送するためにセンサーノードを用いた。データはデジタル無線で伝送した。クラウドはアマゾンWebサービス(AWS)を用いて構築した。豪雨の前に雨水タンクから予備放流を行うため,豪雨発生診断プログラムのAWSでの動作と性能を検証した。その結果は,空振り率13.2%,見逃し率9.5%であった。

シソーラス用語： 管理 ,  雨水 ,  貯水槽 ,  技術 ,  インターネット ,  利用 ,  防災 ,  洪水 ,  *浸水 ,  監視 ,  *無線伝送 ,  Web【情報システム】 ,  豪雨 ,  *診断 ,  *実証実験 ,  *雨水管理 ,  *雨水タンク ,  *センサ技術
準シソーラス用語： *モニタリング

分類 (4件)： 中小規模擾乱,降水特性  (DC05120X) ,  洪水対策  (RC12040I) ,  下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E) ,  気象学一般  (DC05010D)

引用文献 (7件)：

• 福岡市樋井川における市民共働治水について、 森山聡之・島谷幸宏・山下三平・渡辺亮一・伊豫岡浩樹・角銅久美子・山下輝和、 日本災害情報学会第12回学会大会予稿集、 2010
• 市民共働による雨水グリッドの開発、 森山聡之、和泉信生、森下功啓、西山浩司、武藏泰雄、島谷幸宏、山下三平、渡辺亮一、伊豫岡浩樹、角銅久美子、山下輝和、河喜多勝、 日本災害情報学会第13回学会大会予稿集 2013
• 森山聡之・和泉信生・森下功至・西山浩司、 2014、 スマート雨水タンク検証実験の状況について、 日本災害情報学会大会予稿集
• 森山聡之・和泉信生・森下功啓・西山浩司、 2015、 スマート雨水タンクの実装状況と今後の展開について、 日本災害情報学会大会予稿集
• 森山聡之・和泉信生・森下功啓・西山浩司、角銅久美子、 2017、 スマート雨水タンクの実装状況と今後の展開について(その2)、 日本災害情報学会大会予稿集

タイトルに関連する用語 (5件)： 雨水管理 ,  最先端技術 ,  施設 ,  センサー ,  IoT