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J-GLOBAL ID：201802242211488751   整理番号：18A1229066

下新川海岸東部(宮崎漁港~入善海底谷)の陸棚における長期的侵食

LONG-TERM PREDICTION OF SHELF EROSION BETWEEN MIYAZAKI FISHING PORT AND NYUZEN SUBMARINE CANYON

著者 (7件)： 宇多高明 ((一財)土木研究センターなぎさ総合研究所 日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  山田義仁 (前 国土交通省北陸地方整備局黒部河川事務所調査課) ,  村井寛昌 (前 国土交通省北陸地方整備局黒部河川事務所調査課) ,  大谷靖郎 ((一財)土木研究センター河川・海岸研究部) ,  五十嵐竜行 ((一財)土木研究センター河川・海岸研究部) ,  大木康弘 ((一財)土木研究センター河川・海岸研究部) ,  宮原志帆 (海岸研究室(有))
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 73  号： 2  ページ： I_733-I_738(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 過去,下新川海岸東部では西向きの沿岸漂砂の激減により侵食が進んできたが,このことは海岸沖の陸棚でも侵食が進んでいる可能性を示唆する.そこで海岸線近くまで海底谷が発達した区域を通る東五十里地先の測線No. 160から宮崎漁港付近まで約6 km区間を対象として,深浅測量データを用いた地形変化解析を行った.この結果,この区間の陸棚では徐々に侵食が進んできたことが分かった.そこで粒径を考慮した等深線変化モデルを当地に適用したところ,陸棚上の海底地形変化を計算によりある程度まで再現可能なことが分かった.(著者抄録)

シソーラス用語： 富山県 ,  *海岸 ,  *大陸棚 ,  *浸食 ,  解析 ,  変化 ,  地形 ,  漂砂 ,  体積 ,  供給
準シソーラス用語： *下新川海岸 ,  長期的侵食 ,  深浅測量データ ,  地形変化解析 ,  等深線変化モデル ,  海底地形変化 ,  沿岸漂砂 ,  漂砂供給量

著者キーワード (5件)： shelf erosion ,  contour-line-change model ,  Shimoni-ikawa coast ,  longshore sand transport ,  bathymetric survey

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (7件)：

• 1) 宇多高明:「日本の海岸侵食」,山海堂,p. 442,1997.
• 2) 矢内保夫, 広谷寿彦 : 富山海岸の侵食と構造物破壊について,第5回海岸工学講演会講演集,pp. 107-114, 1958.
• 3) 二階堂竜司,平野宜一,原文宏,高田保彦,森田賢治,伏木裕二,岩佐隆広,青木伸一:下新川海岸入善海底谷周辺の土砂動態に関する研究, 土木学会論文集B2(海岸工学), Vol. 72, No. 2, pp. I_535-I_540, 2016.
• 4) 宇多高明,大谷靖郎,五十嵐竜行:構造的に進む海岸線の人工化 -北陸地方の姫川~宮崎漁港間の例-,日本沿岸域学会研究討論会 2017 講演概要集,No. 30(PDF),2017.(印刷中)
• 5) 熊田貴之, 宇多高明, 芹沢真澄:卓越粒径集団に応じた平衡勾配を考慮した等深線・粒径変化モデル, 土木学会論文集B2(海岸工学), Vol. 63, No. 2, pp. 154-167, 2007.

タイトルに関連する用語 (7件)： 下新川海岸 ,  宮崎 ,  漁港 ,  海底谷 ,  陸棚 ,  長期 ,  侵食