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J-GLOBAL ID：201802242856680144   整理番号：18A0166659

災害復旧における協調タスク割当アルゴリズム

A Collaborative-Task Assignment Algorithm for Disaster Recovery

著者 (3件)： 水原涼太 (首都大学東京 システムデザイン) ,  酒井和哉 (首都大学東京 システムデザイン) ,  福本聡 (首都大学東京 システムデザイン)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 359(DC2017 68-76)  ページ： 19-24  発行年： 2017年12月08日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年に発生した東日本大震災や1995年の阪神淡路大震災のように,大災害が一度発生すると人々の生命や財産に多くの被害を与える。それに伴い,瓦礫の除去などの復興のための多くの仕事が発生する。これらの仕事の多くは危険かつ重労働であり,1つの仕事を1人の作業者に割り当てることは非現実的である。そこで,多くの仕事を効率良くこなすためのクラウドソーシングが用いられるようになった。そのタスク割り当て法は広く研究されているが,1つの仕事を複数人で同時に作業するものはまだ見当たらない。本研究ではこの点に着目し,1つの仕事を複数人で行う協調タスクを定義し,実際に災害復興の現場で使用することができるタスク割当法を提案する。また,ランダムグラフやモバイル端末の実トレースデータを用いたシミュレーションによって,提案アルゴリズムが実際に効率よく動作することを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *災害復旧 ,  *資源割付 ,  作業 ,  *アルゴリズム ,  アウトソーシング ,  作業能率 ,  *作業負荷 ,  *協調作業 ,  無秩序系 ,  *ネットワーク
準シソーラス用語： *タスク割当 ,  *タスク割当アルゴリズム ,  クラウドソーシング ,  作業効率 ,  *日和見主義的ネットワーク

分類 (2件)： 災害・防災一般  (RA02010Q) ,  作業研究  (KB03040A)

引用文献 (14件)：

• 内閣府(防災担当),′′東日本大震災における被害額の推計について′′. http://www.bousai.go.jp/2011daishinsai/pdf/110624-1kisya.pdf
• 内閣府,防災白書,平成25年度版,日経印刷,2013.
• 鹿島久嗣,小山 聡,馬場雪乃,ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシング,MLP機械学習プロフェッショナルシリーズ,講談社,2016.
• R.K. Ganti, F. Ye, and H. Lei, ′′Mobile Crowdsensing: Cur-rent State and Future Challenges,′′ IEEE Commun. Mag., vol.49, no.11, pp.32-39, 2011.
• Y. Wu, Y. Wang, W. Hu, X. Zhang, and G. Cao, ′′Resource-Aware Photo Crowdsourcing Through Disruption Tolerant Networks,′′ ICDCS, vol.2016-Augus, pp.374-383, 2016.

タイトルに関連する用語 (4件)： 災害復旧 ,  協調 ,  タスク割当 ,  アルゴリズム