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J-GLOBAL ID：201802243292657166   整理番号：18A2015772

東北新幹線車両内での環境放射線測定-福島第一原発事故から7年目の線量率レベル-

著者 (1件)： 湊進 (放射線地学研)
資料名： Isotope News (Web)  (Isotope News (Web))
号： 759  ページ： 38-39 (WEB ONLY)  発行年： 2018年10月 
JST資料番号： U0894A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・福島原発事故の放射性降下物広域影響の迅速調査を目的に2011年,2014年,2018年に実施した東北新幹線による走行サーベイの推移とその問題点を報告。
・3回とも郡山-福島駅間で線量率最高値後白石蔵王辺りからバックグラウンド(BG)レベルとなり平均線量率は初回比2014年0.32,今回0.1とBGレベルまで低下。
・関東地域定点4監視局の平均線量率データも同様の変化を示し,セシウム134と137同位体合計の放射線崩壊曲線より低い値となる理由はウェザリング効果と推定。
・新幹線測定の精度について東海道新幹線での名古屋-東京間の過去の測定3例のデータを比較し,線量率がBGに近い場合BG差し引きの影響が大きくなることを指摘。

シソーラス用語： *原子炉事故 ,  福島県 ,  フォールアウト ,  *新幹線 ,  東北地方 ,  *線量率 ,  バックグラウンド ,  行政機関 ,  セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  放射崩壊 ,  *年変化 ,  線量測定 ,  特性曲線
準シソーラス用語： セシウム放射性同位体 ,  監視局 ,  東海道新幹線 ,  *東北新幹線 ,  *福島原発事故 ,  崩壊曲線

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  線量計測・計測器  (AD08050Q)

引用文献 (8件)：

• 湊進,柴山元彦,新幹線と観覧車による放射線測定-福島第一原発事故による環境汚染の調査-, Isotope News,12月号, 16-17(2011)
• 湊進,池田正,東北新幹線による環境放射線の測定-福島第一原発事故に起因する線量率の低減状況-,Isotope News,3月号, 47-49(2015)
• 岡野真治,東北新幹線車両内での放射線測定, Isotope News, 11月号, 23(1982)
• 原子力規制委員会,放射線モニタリング情報, http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/list/224/list-1.html
• 岡野真治,生活環境の放射線とその測定,Isotope News, 7月号, 2-7(1980)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東北新幹線 ,  車両内 ,  環境放射線 ,  福島第一原発事故 ,  線量率