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J-GLOBAL ID:201802243654285720   整理番号:18A2052419

銀河中心の周核円盤に関するALMAの見解:銀河中心に落下する潮汐的に破壊された分子雲

ALMA view of the circumnuclear disk of the Galactic Center: tidally disrupted molecular clouds falling to the Galactic Center
著者 (8件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 85.1-85.25  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ALMAを用いて,CS J=2-1,SiOv=0J=2-1,H13CO+J=1-0,C34S J=2-1,CH3OH JKa,KKc=21,1-11,0A--の高角度分解能と高感度画像を示した。CNDは,CH3OH発光線を除いて,これらの発光線にギャップを有するトーラス状分子ガスとして認識される。CNDの内部および外部半径はそれぞれRin~1.5およびRout~2pcであると推定される。回転と半径方向運動の速度は,それぞれVrot~115km s-とVrad~23km s-であると推定される。LTE分子ガス質量はMLTE~3×10~4M(sun)と推定される。また,周囲領域に異常な分子雲を見出した。分子雲の一つは「西弧」に隣接するCNDの一部に位置的に接続されている。しかしながら,雲はCNDに対して反対方向に回転するように見え,その結果,速度がCNDのそれにまだ同化されないので,それは現在,外部領域からCNDへ低下し,Sagitarius A*(Sgr A*)の潮汐せん断によって破壊された。もう一つの分子雲は「東アーム」(EA)の先端に連続的に接続されている。この雲の速度はEAのイオン化ガスの速度と一致した。これらの事実は,雲の衝突パラメータが最初の雲より小さいので,分子雲が潮汐せん断によって破壊され,中心クラスタからの強いUV放出によってイオン化され,SgrA*の近傍へ外部領域から落下していることを示唆している。これらの落下雲は,外部領域からCNDおよび/またはSgrA*の近傍への物質移動において重要な役割を果たしていると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 

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