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J-GLOBAL ID：201802243822788770   整理番号：18A1570256

ARゲーム「ポケモンGO」のビジネスモデルの数理分析

著者 (2件)： 伊藤嘉浩 (長岡技科大 大学院工学研究科) ,  野田英雄 (東京理大 経営)
資料名： 日本情報経営学会誌  (Journal of Information and Management)
巻： 38  号： 3  ページ： 104-109  発行年： 2018年08月20日 
JST資料番号： Y0017A  ISSN： 1882-2614  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・「ポケモンGO」のビジネスモデルに着目し,混合バンドリング理論(単品の販売とセット商品の販売を併用した販売方式理論)による数理的モデル分析を実施。
・ポケモンGOのビジネスモデルの特徴として,1)ARという仕組みのもとで従来のアイテム課金をシンプルにし,ギャンブル性を抑制,2)収益源として,大企業とのスポンサーシップであるスポンサーロケーションという仕組み(スポンサー企業の持つ店舗でプレイヤーは無償でアイテム等の入手が可能),について説明。
・Belleflamme and Peitzの基本モデルを応用して,ポケモンGOのビジネスモデルの数理分析を実施。
・分析の結果,ナイアンティックとマクドナルドがスポンサーロケーション提携を結び,単品販売方式から混合バンドリング方式に変更することで,マクドナルドの利潤は必ず増加し,ナイアンティックは,上限価格の25%を下回らない価格設定で,利潤が増加できることを考察。

シソーラス用語： *ビデオゲーム ,  *娯楽 ,  インターネット ,  *拡張現実感 ,  モデル ,  戦略 ,  数学モデル ,  協力 ,  価格決定
準シソーラス用語： *ネットゲーム ,  *ビジネスモデル ,  数理解析 ,  戦略提携 ,  *販売戦略 ,  利益分析

分類 (3件)： テレビジョン応用  (ND12034M) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  マーケティング一般  (KA06010L)

引用文献 (11件)：

• 1) Adams, W. J. and Yellen, J. L. (1976) “Commodity bundlingand the burden of monopoly”, The Quarterly Journal of Economics , Vol. 90, No. 3, pp. 475-498.
• 2) Bakos, Y. and Brynjolfsson, E. (1999) “Bundling information goods: Pricing, profits, and efficiency”, Management Science , Vol. 45, No. 12, pp. 1613-1630.
• 3) Bakos, Y. and Brynjolfsson, E. (1999) “Bundling and competition on the internet”, Marketing Science , Vol.19, No. 1, pp. 63-82.
• 4) Bellflamme, P. and Peitz, M. (2015) Industrial Organization:Markets and Strategies , 2nd ed, Cambridge University Press.
• 5) Bhargava, H. K.(2012) “Retailer-driver product bundling in a distribution channel”, Marketing Science , Vol. 31,No. 6, pp. 1014-1021.

タイトルに関連する用語 (5件)： Ar ,  ゲーム ,  ビジネス ,  モデル ,  分析