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J-GLOBAL ID:201802243963165266   整理番号:18A1708648

PoからSへの変換波から推定された北西太平洋のアウターライズ領域における最上部海洋プレートの横方向変化

Lateral variation of the uppermost oceanic plate in the outer-rise region of the Northwest Pacific Ocean inferred from Po-to-s converted waves
著者 (4件):
資料名:
巻: 70  号: July  ページ: 70:106 (WEB ONLY)  発行年: 2018年07月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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入射海洋プレートの最上部構造は,主に二次元プロファイルに基づいて地震探査調査により調べられてきた。しかし,より高い周波数成分を有するそれらの地域規模の横方向変化とせん断波速度構造は,不明のままである。本研究は,受動的地震記録を用いて,2~6Hzの周波数帯における放射成分および鉛直成分からPo波コーダと相互相関させることによりPoからsへの変換波(Pos)を解明し,地殻に関連する地震界面および層依存異方性構造を含む海洋地殻内のせん断波速度の横方向変化を示すことを試みた。Po波は,より短い観測期間にわたる北西太平洋の広域にわたって行われた能動的地震探査と,より長い観測期間にわたって日本海溝近くで行われた受動的地震探査から得られた連続記録から収集された。結果として,本研究は,海側領域の基盤と海洋モホで変換された明瞭なPos波を得たが,一方,海溝近くの海底地震計では,Pos波は弱いか,または全く観測されなかった。Pos波の弱化または不在に対する主要な理由は,アウターライズ領域におけるプレートの屈曲による正断層,最上部海洋プレートにおける水和,および海洋プレート上に見られる火山活動(プチスポット)に関連した破砕を含む構造変化であると考えられた。さらに,層依存せん断波異方性を堆積物と地殻について推定した。速い偏向方向は海溝近くで海溝に平行な方向,および海側領域でNNW-SSE方向に配向していた。近海溝偏向方向へのパターン変化は,アウターライズ領域におけるプレート曲げにより誘起された応力場により生成された亀裂や正断層を含む応力誘起整列破砕に対応する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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地殻・上部マントルの構造・組成  ,  地質構造・テクトニクス 

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