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J-GLOBAL ID:201802244242407724   整理番号:18A0578155

ヘスペリジンのカプセル化のためのキトサンナノ粒子により安定化されたレシチン増強されたPickering乳濁液の製剤最適化【Powered by NICT】

Formulation optimization of lecithin-enhanced pickering emulsions stabilized by chitosan nanoparticles for hesperidin encapsulation
著者 (2件):
資料名:
巻: 229  ページ: 2-11  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0838B  ISSN: 0260-8774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヘスペリジンは水性製剤中の溶解度低下を示すフラボノイドである。本研究では,ヘスペリジンはロータ-ステータホモジナイザによるキトサンナノ粒子により安定化された食品グレード水中油(O/W)レシチン強化されたPickeringエマルション中にカプセル封じした。実験の目的は,ヘスペリジン負荷エマルションの物理的安定性,すなわち,キトサンナノ粒子(ChiNP),レシチン濃度,油対水(O/W)比,処方因子の影響を調べることであった。平均液滴径(d_3,2)および乳濁液安定性指標(ESI)は応答曲面法を用いて予測した。最適定式化条件はChiNPの1.1%(w/w),レシチンの4.4%(w/w),O/W比0.24(v/v)の濃度を用いた場合,達成され,高いESI0.78±0.06の2.5±0.87μmのD_3,2,及び多分散性指数(PDI)0.33であった。モデルは,応答変動の98%を説明した。,共焦点レーザ走査顕微鏡(CLSM)写真を用いて,乳濁液特性はChiNPは油相と水相間の界面で吸着されたことを直接的証拠を示した。乳濁液液滴の詳細な微細構造を,走査型電子顕微鏡(SEM)により可視化し,Pickering乳濁液の開発のための壁材としてChiNPの可能性を裏付けた。ヘスペリジンエマルションのシェルフライフ推定は自動分析用遠心分離器を用いて特性化した。得られたクリーミング速度は低いので,結果は乳濁液の長期シェルフライフを推定した。結論として,この汎用的で直接的な方法は食品用途のためのいくつかの油溶性活性化合物のカプセル化に適用できる可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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食品蛋白質  ,  食用油脂,マーガリン  ,  食品の品質 
物質索引 (1件):
物質索引
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