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J-GLOBAL ID:201802244450573526   整理番号:18A0124736

Diamond-Blackfan貧血の病態生理におけるTP53とc-Myc間のクロストーク:RPL11欠損in vivoおよびin vitroモデルからの証拠【Powered by NICT】

Cross talk between TP53 and c-Myc in the pathophysiology of Diamond-Blackfan anemia: Evidence from RPL11-deficient in vivo and in vitro models
著者 (10件):
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巻: 495  号:ページ: 1839-1845  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リボソーム蛋白質をコードする遺伝子の突然変異はDiamond-Blackfan貧血(DBA),顕著な赤血球表現型を示す,まれな遺伝的障害で同定されている。TP53はリボソーム蛋白質(RP)L11TP53応答に重要な役割を果たすDBAの病態生理に関与している。興味深いことに,RPL11もc-Mycの転写活性,リボソーム生合成を正に調節することを癌蛋白質を制御する。本研究において,著者らはゼブラフィッシュの赤血球生成とリボソーム生合成に及ぼすrpl11枯渇の影響を解析した。予想されたように,Rpl11欠失ゼブラフィッシュはリボソーム生合成と貧血表現型における欠陥を示した。Tp53の共阻害は,これらの魚における赤血球無形成を軽減しなかった。次に,RPL11欠損細胞と動物モデルにおけるc-Mycの役割を検討した。c-Mycとその標的核小体蛋白質はRpl11欠失ゼブラフィッシュの頭部領域,形態異常とtp53発現はより顕著にアップレギュレーションと増加した局在性を示した。興味深いことに,RPL11の変異を持つDBA患者由来の血液細胞における,リボソームの生合成は欠落していたが,c-Mycおよびその標的核小体蛋白質の発現レベルは変化しなかった。結果はRPL11欠乏はc-Myc標的核小体蛋白質の合成,続いてp53応答を誘発することを活性化するというモデルを示唆する。これらの結果は,さらにTp53の誘導はRPL11欠乏に関連した形態学的,赤血球ではなく,欠陥を仲介することを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞構成体の機能 

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