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J-GLOBAL ID:201802245256249351   整理番号:18A0131803

クルクミンはRad51-依存的相同組換えを調節することによりDNA損傷剤に対するリンパ腫細胞を感作する【Powered by NICT】

Curcumin sensitizes lymphoma cells to DNA damage agents through regulating Rad51-dependent homologous recombination
著者 (9件):
資料名:
巻: 97  ページ: 115-119  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クルクミンはウコン(Curcuma longa)の根茎から単離された天然化合物である。は細胞周期停止と細胞アポトーシスを促進することによって抗腫瘍活性を有していた。しかし,DNA損傷に対するクルクミンの効果は良く定義されていない。本研究では,DNA損傷を誘導すると抗腫瘍DNA損傷薬に感作リンパ腫細胞に対するクルクミンの影響を調べた。ウェスタンブロット法によって,CH12F3リンパ腫細胞におけるクルクミン誘導γ-H2AXフォーカス,クルクミンDNA切断を誘導することを示唆することを示した。さらに,クルクミンはRad51の発現,クルクミンはRad51-依存的相同組換えを調節することによりDNA損傷を誘発することを示唆し減少した。Rad51依存性相同組換が抗腫瘍DNA損傷薬に抵抗する癌細胞の重要なDNA修復経路である,種々の化学療法薬への感作リンパ腫細胞に対するクルクミンの影響を調べた。シスプラチン,メタンスルホン酸メチル,ヒドロキシ尿素とカンプトテシンを含む抗腫瘍DNA損傷剤へのクルクミン(5μM)で増感したリンパ腫細胞の低レベルを見出した。もクルクミン増感CH12F3リンパ腫細胞DNA-PKとPARP阻害剤を見出した。フローサイトメトリー分析は,クルクミン促進アポトーシスとウエスタンブロット分析クルクミン活性化カスパーゼ3依存性アポトーシスを確認したを示した。総合すれば,これらの結果は,クルクミンはRad51-依存的相同組換えを調節することによりDNA損傷を誘導し,より重要なことに,クルクミンはリンパ腫細胞の感受性を増加させる種々のDNA損傷薬物へのカスパーゼ3依存性アポトーシスを誘導することを示す。,クルクミンは抗腫瘍化学療法剤に対する感作リンパ腫細胞の強力な刺激剤である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  調味料,香辛料  ,  植物の生化学  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  食品の化学・栄養価 
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