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J-GLOBAL ID:201802245337221691   整理番号:18A1236825

Ca処理によるAlキルドTi含有11Crステンレス鋼中の介在物の進展機構

Evolution Mechanism of Inclusions in Al-killed, Ti-bearing 11Cr Stainless Steel with Ca Treatment
著者 (6件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 1042-1051(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Ca処理によるAlキルド,Ti含有11Crステンレス鋼における非金属介在物の進化機構を,工業試験と熱力学計算によって調べた。鋼試料中の介在物の形態,組成およびサイズ分布を走査電子顕微鏡やエネルギー分散分光法によって分析した。鋼中の合金添加とCa含有量は,本研究による介在物の特性に著しく影響した。Al添加後には,主に鋼中にアルミナに富む介在物が存在した。Ca処理後のTi添加により,不規則なMgO-Al2O3-TiOx介在物,球状CaO-MgO-Al2O3-TiOx介在物,そして不規則な二相Ti含有介在物,以上3つのタイプの介在物が形成された。LF精錬プロセスの終わりに,鋼中の高いCa含有量のために,固体チタン酸カルシウム介在物が形成された。これらの介在物の進展は,熱力学計算と一致し,Ti添加後の鋼試料中の介在物の組成は,Al2O3-TiOx安定相に位置することを示した。鋼と熱力学的計算における介在物の特性に基づいて,Caはスピネルの安定性を減少させて,固体アルミナとAl2O3-TiOx介在物を強く改質して,液体酸化物または固体カルシウムチタン酸塩を形成することができた。同時に,熱力学計算と実験結果の組合せを通して,介在物の形成に及ぼすAlキルド,Ti含有11Cr溶鋼中のカルシウム含有量の影響を考察した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
製鋼  ,  その他の金属組織学 

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