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J-GLOBAL ID:201802245643327711   整理番号:18A1073901

高性能エポキシ樹脂の硬化のための新規リグニン系硬化剤の触媒合成とキャラクタリゼーション【JST・京大機械翻訳】

Catalyzed Synthesis and Characterization of a Novel Lignin-Based Curing Agent for the Curing of High-Performance Epoxy Resin
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 266  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7262A  ISSN: 2073-4360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,林業産業からの芳香族化合物であるリグニンを,エポキシ樹脂用の新しい芳香族アミン硬化剤を合成するための再生可能な材料として用いた。最初に,リグニンを黒液から分離し,ヒドロキシル基を脱離基としてトシル基に変換した。次に,ナノアルミナベース触媒の存在下,高圧と温度でアンモニア溶液を用いて一次アミノ化を行った。ナノ触媒の構造を,FT-IR,ICP,SEM,およびXPS分析によって確認した。FT-IRスペクトルにより,脱メチル反応,ヒドロキシル基のトシル基による置換,及びアミノ化反応をリグニン上で行うことに成功し,13C NMR及びCHNS分析によりさらに確認した。アミノ化リグニンの活性水素当量を測定し,硬化剤として9.9wt%,12.9wt%,および15.9wt%のアミノ化リグニンを含む3つの試料を,ビスフェノールA(DGEBA)のジグリシジルエーテルを硬化するために調製した。これらのエポキシ試料の硬化過程の熱特性をDSCとTGA分析によって決定した。さらに,硬化エポキシ系の機械的性能,例えば引張強さとIzod衝撃強さを測定し,12.9wt%のアミノ化リグニンの存在下で,アミノ化リグニン-エポキシ系の機械的性質が,市販の芳香族硬化剤で硬化したエポキシ系と比較して,競争力があることを示した。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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エポキシ樹脂  ,  高分子と低分子との反応 
引用文献 (72件):

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