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J-GLOBAL ID:201802245883386294   整理番号:18A0975380

乳癌における好中球-リンパ球比の予後的役割:系統的レビューとメタ分析【JST・京大機械翻訳】

Prognostic role of neutrophil-to-lymphocyte ratio in breast cancer: a systematic review and meta-analysis
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号:ページ:発行年: 2017年 
JST資料番号: U7313A  ISSN: 1465-542X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:高い好中球対リンパ球比(NLR)の存在は,いくつかの悪性腫瘍における死亡率の増加と関連している。ここでは,乳癌患者における生存に対するNLRの効果を定量化し,その予後価値に対する臨床病理学的因子の影響を検討した。【方法】電子データベースの系統的検索を行い,乳癌患者における血液NLR(測定前治療)と全生存(OS)および無病生存(DFS)の関連性を調査する出版物を同定した。ハザード比(HR)と95%信頼区間(CI)またはP値を報告する研究からのデータをメタ分析でプールした。プールHRsを計算し,一般的逆分散を用いて重み付けした。年齢,病期,腫瘍グレード,結節関与,受容体状態,およびNLRカットオフのような臨床病理学的因子のOSおよびDFSに対するHRに対する影響を評価するためにメタ回帰を行った。すべての統計的試験は両側であった。【結果】合計8563人の患者から成る15の研究が含まれた。研究は高NLR(範囲1.9~5.0)を分類するために異なるカットオフ値を用いた。これらの研究で使用された高NLRに対する中央値カットオフ値は,OSに対するHRを報告する13の研究の中で3.0であり,DFS結果を報告する10の研究において2.5であった。カットオフ値よりも大きいNLRは,より悪いOS(HR2.56,95%CI=1.96~3.35;P<0.001)およびDFS(HR1.74,95%CI=1.47~2.07;P<0.001)と関連していた。この関連性は,初期段階疾患だけでなく,初期段階と転移性疾患の両方を有する患者を含む研究において類似していた。エストロゲン受容体(ER)およびHER-2は,NLRがER陰性およびHER2陰性乳癌におけるDFSに対するより大きな予後値を有するので,DFSに対するNLRの効果を修飾するように見えた。サブグループはNLRとOSの間の関係に影響を示さなかった。【結論】高NLRは,ERおよびHER2陰性疾患における疾患特異的転帰に及ぼすより大きな影響を有する乳癌患者における有害OSおよびDFSと関連している。NLRは容易にアクセス可能な予後マーカーであり,確立されたリスク予測モデルへの追加はさらなる研究を保証する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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臨床腫よう学一般 
引用文献 (29件):
  • Clin Lab Med; Prognostic/predictive factors in breast cancer; S Masood; 25; 2005; 809-25; 10.1016/j.cll.2005.08.012; CR1;
  • Cell; Hallmarks of cancer: the next generation; D Hanahan, R Weinberg; 144; 2011; 646-74; 10.1016/j.cell.2011.02.013; CR2;
  • Crit Rev Oncol Hematol; The systemic inflammation-based neutrophil-lymphocyte ratio: experience in patients with cancer; GJK Guthrie, KA Charles, CSD Roxburgh, PG Horgan, DC McMillan, SJ Clarke; 88; 1; 2013; 218-30; 10.1016/j.critrevonc.2013.03.010; CR3;
  • J Natl Cancer Inst; Prognostic role of neutrophil-to-lymphocyte ratio in solid tumors: a systematic review and meta-analysis; AJ Templeton, MG McNamara, B Seruga, FE Vera-Badillo, P Aneja, A Ocana, R Leibowitz-Amit, G Sonpavde, JJ Knox, B Tran, IF Tannock, E Amir; 106; 6; 2014; dju124; 10.1093/jnci/dju124; CR4;
  • Liberati A, Altman D, Tetzlaff J. The PRISMA statement for reporting systematic reviews and meta-analyses of studies that evaluate health care interventions: explanation and elaboration. PLoS Med. 2009;6(7).
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