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J-GLOBAL ID：201802246233109740   整理番号：18A0115149

マオウ属植物の栽培研究(第5報)草質茎の挿し木法の検討(2)

Studies of Cultivation of Ephedra Plants (part 5). Multiplication of Ephedra plants from herbal stem cuttings (2)

著者 (8件)： NI Si-Ran (東京農大 農) ,  佐々木陽平 (金沢大 大学院医薬保健学総合研究科 創薬科学専攻 分子生薬学研究室) ,  野村行宏 (東洋医学資源生薬研究財団) ,  月元洋輔 (東京農大 農) ,  金田あい (金沢大 大学院医薬保健学総合研究科 創薬科学専攻 分子生薬学研究室) ,  安藤広和 (金沢大 大学院医薬保健学総合研究科 創薬科学専攻 分子生薬学研究室) ,  三宅克典 (東京薬大 薬用植物園) ,  御影雅幸 (東京農大 農)
資料名： 薬用植物研究  (Japanese Journal of Medicinal Resources)
巻： 37  号： 2  ページ： 1-8  発行年： 2015年12月20日 
JST資料番号： F2095A  ISSN： 2434-7353  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前報ではマオウ属植物の草質茎による挿し木において,人工気象器を使用することで時期を問わず挿し木が可能であることを報告した。本報では発根率を上げるための諸条件として,挿し穂の採取部位,切断部位,切断方法,培養土の種類,管理温度,灌水方法などを検討し,また人工気象器を使用しない方法としてミスト繁殖について検討した。その結果,挿し穂は茎の基部から採取し,切断部位は節間ではなく節あるいは節の直下がよく,25°Cで管理することが適していることが明らかになった。またミスト栽培は発根率の向上に有効で,大量の挿し木に適していることが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *マオウ属 ,  *薬用植物 ,  植物性生薬 ,  *挿木 ,  枝 ,  種苗管理 ,  育苗 ,  比率 ,  茎 ,  挿穂 ,  発根率 ,  麻黄 ,  *裸子植物
準シソーラス用語： 種苗生産 ,  草質茎

分類 (1件)： 薬用植物  (FC03075M)

引用文献 (4件)：

• 前報: 野村行宏,佐々木陽平,三宅克典,御影雅幸. マオウ属植物の栽培研究(第4報)草質茎の挿し木法の検討(1). 薬用植物研究, 37(1), 1-7 (2015).
• 町田英夫: さし木のすべて. 誠文堂新光社, 東京, 1974
• Emi Hamanaka, Keisuke Ohkubo, Masayuki Mikage and Nobuko Kakiuchi. Molecular genetic characteristics of Nepalese Ephedra plants. J. Jap. Bot., 86, 303-313 (2011).
• 野村行宏,佐々木陽平,三宅克典,御影雅幸. マオウ属植物の栽培研究(第3報) シナマオウの株分け及び木質茎の挿し木による種苗生産の検討. 薬用植物研究, 35(2), 10-15 (2013).

タイトルに関連する用語 (6件)： マオウ属 ,  植物 ,  栽培 ,  研究 ,  茎 ,  挿し木