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J-GLOBAL ID：201802246622815142   整理番号：18A2087230

ルテニウム錯体触媒による1-アルキンのanti-Markovnikov水和を利用した第一級アルコールの選択的合成法の開発

Selective Syntheses of Primary Alcohols Using anti-Markovnikov Hydration of 1-Alkynes Catalyzed by Ruthenium Complexes

著者 (4件)： 川原田文 (横浜国大) ,  川原田文 (横浜創英中高) ,  鈴木俊彰 (横浜国大) ,  鈴木俊彰 (横浜国大 教育)
資料名： 横浜国立大学教育学部紀要 4 自然科学(Web)  (Journal of the College of Education, Yokohama National University. Natural Sciences (Web))
号： 1  ページ： 42-50 (WEB ONLY)  発行年： 2018年02月28日 
JST資料番号： U1262B  ISSN： 2433-9504  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 末端アルキンの高度に位置選択的で効率的で置換基耐性のあるanti-Markovnikov水和およびアルデヒドの連続還元が起こり,適切な二座ホスフィン配位子を有する容易に入手可能なシクロペンタジエニルルテニウム錯体の触媒量の使用により,ギ酸の存在下で第一級アルコールを与える。典型的には,RuCpCl(dppm)は水の添加および100°Cでのギ酸によるフェニルアセチレンへの連続還元を触媒して2-フェニルエタノールを定量的に与える。1-アルキンと水との反応において,酸触媒はケトンを与え,ルテニウム触媒はそれぞれ2-プロパノール中でアルデヒドを与え,ギ酸中で第一級アルコールを与えた。妥当な反応機構を論じた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ルテニウム錯体 ,  *アルキン ,  水和 ,  アルデヒド ,  還元 ,  ケトン ,  反応機構 ,  *触媒 ,  ルテニウム触媒 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪族カルボン酸 ,  芳香族炭化水素 ,  アセチレン化合物 ,  芳香族化合物 ,  アルコール
準シソーラス用語： *anti-Markovnikov ,  シクロペンタジエニルルテニウム錯体 ,  ホスフィン配位子 ,  位置選択性 ,  *第一級アルコール ,  置換基耐性

分類 (3件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  脂肪族アルコール  (CF03090H) ,  アルキン  (CF03040E)

物質索引 (14件)： 2-プロパノール ,  3,3-ジメチルブタナール ,  3-フェニルプロパナール ,  4-(ベンジルオキシ)ブタナール ,  6-オキソヘキサンニトリル ,  オクタナール ,  ギ酸 ,  デカンジアール ,  ドデカナール ,  フェニルアセチレン ,  フェニルアセトアルデヒド ,  フェネチルアルコール ,  ヘキシルメチルケトン ,  安息香酸4-オキソブチル

タイトルに関連する用語 (7件)： ルテニウム ,  錯体触媒 ,  アルキン ,  水和 ,  第一級アルコール ,  合成法 ,  開発