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J-GLOBAL ID：201802246750691516   整理番号：18A1283935

2×2近距離MIMOのチャネル容量改善のためのメタ表面反射板の適用法

Applying Method of Meta-surface Reflector for Improvement of Channel Capacity of 2×2 Short Range MIMO

著者 (3件)： 久世竜司 (熊本大 大学院先端科学研究部) ,  福迫武 (熊本大 大学院先端科学研究部) ,  松島章 (熊本大 大学院先端科学研究部)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 37(AP2018 13-36)(Web)  ページ： 73-76 (WEB ONLY)  発行年： 2018年05月10日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大容量の移動通信を実現する伝送方法として,Multiple Input Multiple Output(MIMO)がある。MIMOはマルチパス環境において最も効果を発揮するが,近距離でのMIMO伝送は,直接波の影響が支配的となる。よって,アンテナ配置の影響を大きく受け,チャネル容量を確保できない場合がある。著者らは,近距離MIMO伝送において,アンテナの近くにメタ表面反射板を設置することでパスを増加させ,チャネル容量特性の改善を図る方法を提案した。本報告では,送信アンテナにダイポールアンテナを用い,メタ表面反射板を用いた場合と通常の金属反射板を用いた場合とを比較し,メタ表面反射板の効果的な利用法を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *無線伝送 ,  *通信方式 ,  *通信路容量 ,  *表面 ,  *反射体 ,  移動通信 ,  多経路伝搬 ,  送信アンテナ ,  ダイポールアンテナ ,  *MIMO ,  *メタ表面 ,  *近距離無線通信

分類 (2件)： アンテナ  (ND06000M) ,  移動通信  (ND08030H)

引用文献 (7件)：

• N. Honma, K. Nishimori, T. Seki, and M. Mizoguchi, “Short range MIMO communication,” Proc. EuCAP2009, pp.1763-1767, Mar. 2009.
• S. Yoshizawa, et al., “Evaluation of Cover and Reflector in Receiver Antennas for SM-MIMO Wireless Communications”, Journal of Electrical and Computer Engineering, Vol. 2013, Article ID 123827, Nov. 2013.
• シンキュン, 小田恭弘, 古野辰男, 丸山珠美, 大矢智之,”11GHz帯見通し8×8MIMOの屋外伝搬実験および伝送シミュレーションによる反射板の効果”, 信学技報 RCS2013-130, Aug. 2013.
• H. Hirayama, G. Matsui, N. Kikuma, and K. Sakakibara, “Channel Capacity Improvement in Short -Range MIMO Using Side and Back Reflectors,” IEICE Trans. Commun. Vol. E94-B, no. 5, pp. 1280-1283, May 2011.
• 久世竜司, 福迫武, “ メタ表面反射板を用いた近距離 MIMOのチャネル容量改善,” 2017 信学ソ大, B-1-115, Sept. 2017.

タイトルに関連する用語 (5件)： 近距離 ,  MIMO ,  チャネル容量 ,  メタ表面 ,  反射板