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J-GLOBAL ID:201802246833292488   整理番号:18A1035648

神経2A細胞におけるゲノム編集によるマウスAPPの膜内外ドメインの機能解析【JST・京大機械翻訳】

Functional analysis of juxta- and intra-membrane domains of murine APP by genome editing in Neuro2a cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 501  号:ページ: 1023-1028  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アミロイドβ前駆体蛋白質(APP)は,アルツハイマー病(AD)のような特定の脳疾患の病因と相関する。APPは,AD患者の脳に蓄積するアミロイドβペプチド(Aβ)を含むAPP代謝産物を産生するためにいくつかの酵素によって切断される。しかしながら,APP代謝産物の正確な機能は不明のままである。本研究では,ゲノム編集技術を用いて,マウス神経芽細胞腫細胞系,Neuro2aにおけるマウスAPPの膜貫通ドメインと膜内ドメインを変異させた。APP代謝産物の特徴的パターンを発現するいくつかのクローンを同定した。APPのjuxta-(欠失673A)及び膜内(欠失705-6LM)ドメインの変異はAPP代謝産物の全体レベルを低下させ,α-セクレターゼ切断カルボキシ末端フラグメント(αCTF)のレベルを低下させた。APPは神経分化に影響することが知られている。したがって,著者らは,ニューロン分化中のAPP代謝産物の機能を分析するために,これらのクローンを用いた。1クローン(CA)は,fl-APPおよびαCTFの両方のレベルを低下させ,ニューロンマーカー,β3-チューブリンの発現の増加およびレチノイン酸(RA)誘導の神経突起伸長の増強を示した。対照的に,fl-APPを発現したが,αCTF(CE)を欠いているクローンは,正常なNeuro2a細胞と比較して,β3-チューブリンと神経突起伸長の同等の発現を示した。これらのデータは,FL-APPが神経突起伸長の抑制因子であることを示す。著者らのデータは,APPの代謝と機能に対する膜内および膜内ドメインの新しい調節機能を示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  神経系の疾患  ,  神経の基礎医学  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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